Dennis Binnekade(vo)、Remco van den Berg(g/vo)他、世界的なトレーディング・カード・ゲーム“MAGIC THE GATHERING”の愛好家でもあるミュージシャンが集まり90年代末期に結成された異色のオランダ産テクニカル・シンフォニック・ロックバンドの'25年作がオランダ:FREIA Musicより登場!
Dennis・Remco・Rob Krijgsman(b)・Joris Bol(drs)・Marcel ‘Mox’ Guijt(key)のオリジナルメンバー5人に、同じくオランダ生まれのテクニカル・シンフォバンド:GOLDEN CAVESのメンバーであるAlex Ouwehand(g/vo)を正規メンバーに迎えて再びツイン・ギター編成によって制作された、純粋な新作アルバムとしては'16年作『WORLD OF GREY』以来9年振りとなる本作は、「ドローン戦争後の人間社会の荒廃」という将来起こり得るかもしれない近未来の姿を描いた、2枚のアルバムによって構成されるというコンセプト作の前編という位置づけ。9年のブランクを経て更に表現力を増したDennisのボーカルをはじめ、前作同様に初期のプログ・メタル色を抑えながらエモーショナルな情感をストレートに聞かせるハード・シンフォニック路線へと傾倒した演奏となっており、中堅~ベテランの域へ達した彼らならではの懐の広さと余裕が感じ取られる一枚です!
