2,530円(税込)
※5,000円(税込)以上買うと送料無料!新品でも中古品でもOK!
前作『GREENISH BLUE,BLUISH GREEN』から2年、oono yuuki band の通算4枚目となる今作は、パンク、ポストハードコアからマカロニウエスタンやミニマルミュージックまで全てを見渡す新たな地平。

様々な軌道を描く楕円たちが、風の中で回転し続けている、そんなイメージのアルバムが完成しました。青くチリチリと燃え続ける曲たちの中で、ゲストボーカルに浮を迎えたスローなダンスナンバー「凍れる」もアルバムに奥行きと彩りを添えています。ジャケットに使われた写真は、写真家篠田優によって撮影。ロケ地となった針尾送信所は大正11(1922)年、旧日本海軍の手によって建設され、いずれも高さ約136mの無線塔3本が正三角形に配置。建設100年超、当時の最高技術を駆使した3本の巨塔は2013年3月に国重要文化財(建造物)に指定。今回の撮影は長崎県 佐世保市教育委員会と針尾無線塔保存会の協力のもと行われました。デザインは前作に引き続き岡田和奈佳によって作品に繊細さと雄大さを注いだアートワークとなっています。
今作のカバー写真を撮影するために、写真家の篠田優さんと長崎に行きました。3本の塔の周りをぐるぐると移動し続けた2日間は、あとから思い返すと大きな円を描く反復運動のようでもあり、とても不思議な時間でした。とりわけ心に残っているのは、巨大な塔の中では風がごうごうと吹き荒れていたことで、それは遠くから塔を眺めていた時にはまったく想像もしなかったことでした。

oono yuuki band
ギタリストoono yuukiを中心とした音楽集団。にせんねんもんだい主催の美人レコードより発表されたoonoのソロ作『LEONIDS』を演奏するために2008年頃から形成され始め、徐々にメンバーを増やす。2010年kitiレーベルより『stars in video game』をoono yuuki名義で発表。以降oono yuuki(bandset)としてARABAKI ROCK FEST.やつくばロックフェス等様々なライブに出演。現在はoono yuuki bandとしてoono yuuki(ギター、ピアノ)、高橋洋成(ドラム)、樺山太地(ギター)、大久保淳也(サックス)、佐々木雄大(フルート)にサポートでベースを加えた6人編成。2023年に11年振りのアルバム「GREENISH BLUE, BLUISH GREEN」を発売し、渋谷クラブクアトロにて2023年12月に折坂悠太をゲストに迎えたレコ発ライブを、2024年12月にneco眠るをゲストに迎えた活動15周年記念ライブを開催した。