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ニューヨークを拠点とするシンガー・ソングライターSAMUEL HOLDEN JAFFEによるソロ・プロジェクトDEL WATER GAP。"ODE TO A CONVERSATION STUCK IN YOUR THROAT"のヒットや、MAGGIE ROGERSやHOLLY HUMBERSTONEとの共演を通じてオルタナ~インディ・ポップの注目株として語られてきました。
2021年のセルフタイトル作『DEL WATER GAP』、2023年の『I MISS YOU ALREADY + I HAVEN'T LEFT YET』と歩みを重ね、NIALL HORANやHALSEYのツアー、LOLLAPALOOZAやNEWPORT FOLK FESTIVAL、ELECTRIC PICNICといったフェス出演を経て、いまやUSインディを代表する存在の一つになりつつあります。
その流れの中で届けられた本作3RDアルバムは、前作でARLO PARKSやCLAIROとのコラボレーション、HARRY STYLESを手がけるSAMMY WITTEのプロデュースのもとで広げたポップ・レンジを引き継ぎつつ、自身の内面により深く潜っていく作品です。タイトルにあるCHIMERAという言葉には、ギリシャ神話の怪物とそこから派生した「手の届かない理想」や「いつまでも追いかけ続けてしまう夢」という意味合いが重なり、長年のツアー生活やリリースを通じて得た成功と、自分自身への違和感とのあいだで揺れるSAMUEL HOLDEN JAFFEの現在地が、12曲の物語として浮かび上がります。
柔らかいビートとピアノがゆっくり広がる"MARIGOLDS"では、過去の失敗と現在の自分を見つめ直す言葉が、HOLLY HUMBERSTONE周辺のインディ・ポップにも通じるメロディに乗ります。スロウなギターとリズム隊で聴かせる"SMALL TOWN JOAN OF ARC"、テーマ性の強い歌詞を中速のバンド・アンサンブルに落とし込む"HOW TO LIVE"、リズムの細かな変化とコーラスで静かな高揚を生む"GHOST IN THE UNIFORM"など、LIZZY MCALPINEやBRISTON MARONEYにも通じるシンガー・ソングライター的な視点と、インディ・ポップのしなやかなサウンド・デザインがバランス良く共存しています。
DEL WATER GAPのこれまでのディスコグラフィを追ってきたリスナーにとって、本作はポップな耳なじみと個人的な痛みの両方をしっかり抱えた一枚です。CONAN GRAYやHIPPO CAMPUSといった現行インディ・ポップと並べて楽しめる一方で、SAMUEL HOLDEN JAFFEならではのストーリーテリングにじっくり向き合いたくなるアルバムになっています。
DEL WATER GAP / デル・ウォーター・ギャップ
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