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GRAILSやOM、LILACS & CHAMPAGNEなどでドラマー/ソングライターとして活動してきたアメリカの音楽家EMIL AMOS。そのソロ・プロジェクトがHOLY SONSであり、ローファイな宅録フォークからヘヴィ・サイケまで幅広く渡り歩きながら、ポートランドやシカゴのインディ・シーンで長年支持を集めてきました。
HOLY SONS名義での17作目、THRILL JOCKEY RECORDSから4作目となるスタジオ・アルバムで、2020年代以降のカタログの中でも軸となる一枚。制作時期のEMIL AMOSはシカゴでミックス作業を行いながら、THE BANDの内部事情を掘り下げるポッドキャストを聴き、70年代のAMラジオや初期BEE GEESのインタビューに耳を傾け続けていたと語られており、その聴取体験がアルバム全体のムードに色濃く反映されています。
レイドバックした西海岸ロックの感触と、ささやくような歌い回しが一体になる"PURITAN THEMES"、前作タイトルを引用しつつ歪んだギターと陰のあるメロディで聴かせる"RAW & DISFIGURED"、ゆったりしたテンポにささくれ立ったギター・ノイズを差し込む"STAND UP STRAIGHT AGAIN"、霧がかったオルガンと残響の深いギターが交錯する"RADIO SEANCE"、柔らかなコード進行にほの暗いハーモニーが重なる"EVERYTHING"など、70年代のFLEETWOOD MACやCAT STEVENSを思わせるソングライティングに、HOLY SONS特有のダークな皮肉が差し込まれます。さらに、ヨット・ロック的な開放感と陰影のあるストーリーテリングが混ざり合う"EDGE OF THE BAY"、架空のCAT STEVENSがより深い闇へ踏み込んだという設定から生まれた"CHAIN GANG"、くすんだフォーク・ロックとして立ち上がる"FULLY BURNT"、静かな終幕を描く"ONE DIVINING ROD"まで、全編で「現代には収まりきらない」70年代感覚が漂います。
HOLY SONSならではのひねくれた視点と、アメリカ西海岸の陽だまりのような和声感が同居する一枚で、EMIL AMOSの長いキャリアを俯瞰するうえでも外せないアルバムです。
カラー・ヴァイナル仕様限定盤。
HOLY SONS