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デビュー時はあのBJORKとも比較され、THROBBING GRISTLEにインスパイアされた実験も重ねるなど、テクノとポップを横断するクラブ・サウンドでロンドンのエレクトロニック・シーンを牽引してきたウェールズ出身の女流プロデューサーKELLY LEE OWENS。セルフ・タイトルのデビュー作以降、テクノ、アンビエント、ドリーム・ポップを行き来しながらソロ作とリミックス双方で評価を高め、2024年の4作目『DREAMSTATE』でもクラブとリスニングの中間を探ってきました。
その最新フェーズとして登場した2025年の『KELLY』EPは、タイトル通りKELLY LEE OWENS自身の現在地を切り取るようなダンスフロア直結の4曲を収めた作品。『DREAMSTATE』の成功に続きながら、再びテクノを軸に据え、クラブやフェスのサウンドシステムで鳴らすことを前提にしたタイトで即効性のあるトラック群が並びます。GIRLS LOVE TECHNO Tシャツを通じて女性DJやクラブ・カルチャーの現場を支え、MUSIC VENUE TRUSTと共にインディペンデントなライヴ・スペースを擁護してきた活動とも地続きの、「ナイトライフと共同体」を祝福する視点が背景にあります。
跳ねるキックと低音が強く刻まれ、シンセが上昇するフレーズでビルドする"ASCEND"がEPの導入を担い、タイトル通りストイックな4つ打ちとノイジーなシンセ・リフが縦横に走る"132 TECHNO"がピークタイムのエネルギーを生みます。重心の低いベースとディレイの効いたサウンド・エフェクトが揺れる"DESCEND"は、フロアのテンションを保ちながらも深いトリップ感を誘うトラック。ヴォーカルとビートの絡みが強く、リフレインするフレーズがクラブの一体感を高める"LOSE YOUR HEAD"まで、4曲それぞれが異なる角度からテクノの質感と身体性を押し出す構成になっています。
テクノ・シーンの現在進行形とKELLY LEE OWENS個人の感情の振れ幅を、ダンスフロアに直接届く形で凝縮したEPです。
KELLY LEE OWENS / ケリー・リー・オーウェンス
英ウェールズ出身、現在はサウス・ロンドン在住、看護士からミュージシャン転職した異色のプロデューサー/シンガー、エレクトロニック・プロデューサー。2011~2013年にかけては、インディ・バンド、ヒストリー・オブ・アップル・パイにベースとして参加(現在は脱退)。 いまはなきセレクト・ショップ兼レーベル「ピュア・グルーヴ」のスタッフとして音楽の世界に足を踏み入れ、同時期にピュア・グルーヴで働いていたダニエル・エイヴリーに声をかけられ彼の楽曲で初レコーディングを経験。そのときエロル・アルカン(ダニエルの所属レーベル「ファンタジー・サウンド」の主宰者)に才能を認められ、エロルの後押しでダニエルやそのエンジニアリングを手掛けていたジェームズ・グリーンウッド(ゴースト・カルチャー)と更なるコラボを行い、彼らと共にエレクトロニック音楽のプロダクションを本格的に開始。 2015年に『Lucid / Arthur』と『Uncertain』という2枚のシングルを自主リリースして音源デビュー。2016年にスモールタウン・スーパーサウンドと契約しEP『Oleic』をリリース。2017年3月にセルフ・タイトル作Kelly Lee Owens』でミニマルなテクノとドリームポップの要素を持ったデビューアルバムで一躍シーンの中心へ登場。Daniel AveryとGhost Cultureから大きな影響を受けた彼女はクールで求心力のあるヴォーカルと繊細で魅力的なトラックを作り上げる。絶賛されたデビューアルバムの評価を得た後にSt. VincentやJenny Hval、Jon Hopkinsとのコラボレーション、そしてAaliyahのカヴァーで一気にブレイク。そして2020年8月に2ndアルバム『インナー・ソング』をリリース。シングル”Melt”には環境崩壊を懸念するメッセージが込められている。