PATRICK ADAMSに鍛え上げられデビューしたニューヨークの奇蹟、BLACK IVORY。そんな彼らが大人の階段を登りはじめた75年作が世界初CD化!ド茶甘スロウの連発、そしてN.Y.ダンサーの息吹まで!
PATRICK ADAMSに鍛え上げられ「Don't Turn Around」でデビューしたニューヨーク出身のヴォーカル・グループ、BLACK IVORY。その時、平均年齢若干17歳!デビュー作でいきなり大きな成功を収めた彼らも、徐々に大人の階段を登ってゆく。後にPRELUDE~N.Y.サウンドのプロヂューサーとして成功を収めるLEROY BURGESS(今、なお現役!)を筆頭に”BLACK IVORY PRODUCTION”を結成。その第一作となったのがこの75年作です。音作りは、後ろ盾に恩師であるPATRICK ADAMSを控えさせながら、自らのプロダクションがすべて担当。その音世界のなんと濃密なこと!
冒頭を飾る厳かなド茶甘スロウ「Will We Ever Come Together」でイキナリ失○寸前まで追い込まれたと思ったら、続くのは爽快なグルーヴィー・ヤング・ソウル「Your Eyes Say Goodbye」、でもって次は股してもド茶甘スロウ「You're Whats Been Missing From My Life」、壮大なストリングスに導かれるニューソウル・ナンバー「Daily News」、そしてレコードで言う裏面スタートは股してもド茶甘スロウ「All In A Day's Love」でとろっとろに。そしてフリーソウル~モダン・ソウル好きには堪らないであろうソウルフル・ダンサー「Feel It」へとなだれ込み、ここから真骨頂ド茶甘スロウ2連発「Warm Inside」「Love, Won't You Stay」で放心状態に。最後はピロートークよろしくなインストで締めくくる。
