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第二次世界大戦が終わる一年前の1944年に着手され、その2年後に初演された「交響曲第3番」。コープランドはこの曲を「戦時期の作品、正確には当時のアメリカの華麗な精神を反映させたもの」と呼び、曲の中で「個人の反省と集団の戦いがあってこそ、初めて幸福感を得ることができる」と示唆しています。素朴な抒情性を感じさせる第1楽章、打楽器が活躍する活力に満ちた第2楽章、瞑想的な楽想と舞曲が渾然一体となった第3楽章。第4楽章にはよく知られた「市民のためのファンファーレ」の輝かしいフレーズも登場します。コープランドより一世代前のアイヴズは、交響曲の中で郷愁を呼び起こすために賛美歌を取り込みましたが、コープランドは"征服なしの勝利"を表現するために賛美歌を用い、これが曲の終わりで絶大な効果を上げています。
「3つのラテン・アメリカ・スケッチ」は、カルロス・チャベスと訪れたナイトクラブ"エル・サロン・メヒコ"で着想を得た作品。伝統的なメロディを斬新なオーケストレーションで飾っています。 (資料提供:ナクソス・ジャパン)
【収録内容】
コープランド:
交響曲 第3番(1946)
1.第1楽章:Molto moderato, with simple expression
2.第2楽章:Allegro molto
3.第3楽章:Andantino quasi allegretto
4.第4楽章:Molto deliberato(freely, at first)
3つのラテン・アメリカ・スケッチ(1971)
5.第1番:エストリビッリョ
6.第2番:メキシコの風景
7.第3番:ハリースコの踊り
【演奏】
デトロイト交響楽団
レナード・スラットキン(指揮)
【録音】
2015年10月23-25日…1-4
2013年10月10-12日…5-7
Orchestra Hall at the Max M.and Marjorie S. Fisher Music Center,
Detroit, USA
Total Playing Time:55'18"
LEONARD SLATKIN / レナード・スラットキン
アメリカの指揮者(1944-)