モーツァルト: ピアノソナタ集 (第15番、第8番、第11番 & 第14番)

MARIA JOAO PIRES マリア・ジョアン・ピリス

限定生産・SACDハイブリッド盤

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レーベル
エソテリック (ESOTERIC)
国(Country)
JPN
フォーマット
SACD
規格番号
ESSG90189
通販番号
CL-1007741680
発売日
2018年09月16日
EAN
4907034222551

商品詳細情報

ESOTERIC特約店のみの限定販売
限定生産・SACDハイブリッド盤
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※制作元完売の際は何卒ご容赦ください。


 
希代のモーツァルティアン、ピリスの総決算となった究極のソナタ録音4曲。 

 
■ESOTERIC ならではのこだわりの Super Audio CD ハイブリッド・ソフト
オリジナル・マスター・サウンドへの飽くことなきこだわりと、Super Audio CDハイブリッド化による圧倒的な音質向上で話題沸騰中のエソテリックによる名盤復刻シリーズ。発売以来決定的名盤と評価され、 現代にいたるまで、カタログから消えたことのない名盤をオリジナル・マスターから DSD マスタリングし、 世界初のSuper Audio CDハイブリッド化を実現してきました。
 
■希代のモーツァルティアン、ピリス
ポルトガル出身の女流ピアニスト、マリオ・ジョアン・ピリス(1944年リスボン生まれ)が世界的な注目を浴びたのは 1970年のベートーヴェン国際コンクール優勝がきっかけでした。そしてレコーディング・ アーティストとしてのピリスの名を大きくアピールしたのは1974年初頭に約1か月半をかけて東京・イイノホールで録音されたモーツァルトのピアノ・ソナタ全集という大作。日本コロムビアから発売されたこの8枚組の全集はPCM デジタル録音による世界初のモーツァルト・ピアノ・ソナタ全集であったのみなら ず、ヨーロッパではフランスのエラート・レーベルで発売され ADF ディスク大賞、エディソン賞など重要 なレコード賞を受賞し、同時期にエラートに録音した LP4枚分のピアノ協奏曲集とともに、まだ30歳に なったばかりの「新しい世代のモーツァルト弾き」としてのピリスの姿を鮮烈に印象付けたのでした。 
 
■2度目のモーツァルト全集からのベスト選曲
それ以来モーツァルトのピアノ作品は、ピリスのトレードマークとなりました。小柄で手も小さいピリスにとっては、 モーツァルトの作品はある意味理想的で、その音楽性 の全てを余すところなく投入できる対象となったのでし た。ピリスは1970年代後半から80年代前半にかけて病 を得て演奏・録音活動の中断を余儀なくされましたが、 演奏活動再開後初めて手掛けた録音は、やはりモー ツァルト(1984年2月、ピアノ・ソナタ第6番・第14番他、 エラート)でした。そして1989年にエラートからドイツ・グラモフォンに移籍したピリスが録音プロジェクトの最初に選んだのもモーツァルトのソナタであり、今回は1991年 の没後200年となるモーツァルト・イヤーを念頭に入れ てのドイツ・グラモフォンにとってのアニヴァーサリー企 画の一つと位置付けられ、89 年から 90 年にかけてピリスにとって2度目の全集が録音されました。当アルバムはこの2度目の全集で最初に発売された2枚のアルバムから4曲を新しくコンパイルしたものです。 
 
■20世紀後半のモダン・ピアノによるモーツァルト解釈の到達点
作曲家が指示したリピート記号を遵守し、粒ぞろいの美音と、過度にならない自然なニュアンス付け、 そして極力装飾を控えるというピリスのモーツァルト解釈は、まさに 20世紀後半のモダン・ピアノによる モーツァルト演奏様式を極めたものと言えるでしょう。過剰な感情のふり幅を持ち込まず、むしろスト イックなまでに緻密なコントロールを聴かせつつも、決して堅苦しくない雰囲気を持つ演奏は、音楽や 作曲家に対して常に真摯な姿勢で臨んできたピリスの人柄を反映しているかのようです。折しも 2018年末をもって公開の演奏活動からは身を引くことを発表したピリスですが、そうした時期に彼女が残したもっとも重要な録音の一つが新たなリマスタリングによって復活するのも、時宜にかなったことといえ るのではないでしょうか。 
 
■最高の状態での Super Audio CD ハイブリッド化が実現
録音はドイツ・グラモフォンが1970年代からソロ や室内楽の録音に多用している、ハンブルクか ら電車で20分ほどの郊外ハールブルクにあるフ リードリヒ=エーバルト=ハレで行われました。 1929年に建造され、パイプ・オルガンも備えた 1885席のホールは、録音においても透明感のある暖かいアコースティックが得られることが知ら れています。1980 年代以降のドイツ・グラモフォ ンのメイン・エンジニアの一人、ヘルムート・バー クによる音作りは、大きなホールでの録音にもか かわらず、ピリスをごく親密な空間で聴いている かのようなイメージを与えてくれるもので、作品と 演奏の本質に相応しい見事なエンジアリングです。もともとが優秀なデジタル録音であり発売以来特にリマスターが施されたことはなかったため、今回 は初めての DSDリマスタリングとなります。今回の Super Audio CD ハイブリッド化に当たっては、これ まで同様、使用するマスターテープの選定から、最終的なDSDマスタリングの行程に至るまで、妥協を 排した作業が行われています。特に DSD マスタリングにあたっては、DA コンバーターとルビジウムク ロックジェネレーターに、入念に調整された ESOTERIC の最高級機材を投入、また MEXCEL ケーブ ルを惜しげもなく使用することで、オリジナル・マスターの持つ情報を余すところなくディスク化すること ができました。 
 

 
【収録内容】
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト
ピアノ・ソナタ 第15番 ハ長調 K.545
[1] 第 1 楽章: アレグロ
[2] 第 2 楽章: アンダンテ
[3] 第 3 楽章: ロンド(アレグレット)
 
ピアノ・ソナタ 第8番 イ短調 K.310(300d)
[4] 第 1 楽章: アレグロ・マエストーソ
[5] 第 2 楽章: アンダンテ・カンタービレ・コン・エスプレシオーネ
[6] 第 3 楽章: プレスト
 
ピアノ・ソナタ 第11番 イ長調 K.331(300i)《トルコ行進曲付》
[7] 第 1 楽章: 主題(アンダンテ・グラツィオーソ)と変奏
[8] 第 2 楽章: メヌエット~トリオ
[9] 第 3 楽章: アラ・トゥルカ(アレグレット)
 
ピアノ・ソナタ 第14番 ハ短調 K.457
[10] 第 1 楽章: モルト・アレグロ
[11] 第 2 楽章: アダージョ
[12] 第 3 楽章: アレグロ・アッサイ

【演奏者】
マリア・ジョアン・ピリス(ピアノ)
 
【録音】
1989年2月(K. 545 & 310)
1990年5月(K.331 & 457)
以上、フリードリヒ=エーバルト=ハレ(ハンブルク)
 
[初出]  第15番・第8番 427 768-2 (1989 年) 第11番・第14番 429 739-2 (1990年)
[日本盤初出] 第15番・第8番 F00G20474 (1990年1月25日) 第11番・第14番 POCG1053 (1990年11月25日)
 
[オリジナル・レコーディング]
[プロデューサー] クリストファー・オールダー
[バランス・エンジニア] ヘルムート・バーク
[エディテイング] ティロ・グラハン(K. 545 & 310)、クラウス・ベーレンス(K.331 & 457)
 
[Super Audio CD プロデューサー] 大間知基彰(エソテリック株式会社) 
[Super Audio CD リマスタリング・エンジニア] 杉本一家(JVC マスタリングセンター(代官山スタジオ)) 
[Super Audio CD オーサリング] 藤田厚夫(有限会社エフ) 
[解説] 諸石幸生 柴田龍一
[企画・販売] エソテリック株式会社 
[企画・協力] 東京電化株式会社