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ハイドン・イヤーにおくる後期6大ミサ曲完結篇 リリングによる「ハルモニー・ミサ」&「ハイリッヒ・ミサ」 【演奏】 ヘルムート・リリング(指) 1)シモーナ・シャトゥロヴァー(S)、ダニエラ・シンドラム(A)、 ジェイムズ・テイラー(T)、ミヒャエル・ナジ(Bs)、 ゲヒンガー・カントライ・シュトゥットガルト、SWRシュトゥットガルト放送交響楽団 2)シビッラ・ルーベンス(S)、インゲボルク・ダンツ(A)、 ロタール・オディニウス(T)、ミヒャエル・ナジ(Bs)、 オレゴン・バッハ・フェスティヴァル管弦楽団&合唱団 【録音】 1)2008年5月30日, 6月1日 シュトゥットガルト・リーダーハレ,ベートーヴェン・ザール 2)2008年7月4-5日 オレゴン州ユージーン,ハルト・センター、シルヴァ・ホール [DDD] ハイドンの創作上、最初と最後を飾るミサ曲。なかでもウィーンに戻ってからの晩年における大きな成果と云われているのが後期の6曲。これらは構成上ほとんど共通しながら、それぞれが個性的な特徴をみせています。2009年のハイドン・イヤーに向けて、「テレジア・ミサ」&「戦時のミサ」(98.509)、「ネルソン・ミサ」&「天地創造ミサ」(98.279)とリリングは集中的にハイドンを取り上げてきましたが、ここにようやく後期の6つのミサがすべて揃うことになります。 まず、 1802年に書かれた「ハルモニー・ミサ」は、編成も充実して木管楽器(ハルモニームジークに由来)の活躍が顕著なことから、後世その名がついたハイドン最後のミサ曲。つづいて、ハイドン自ら自筆譜に「オッフィダの聖ベルナルドゥスのミサ」と記したミサ曲。こちらは聖人ベルナルドを讃えたものですが、「サンクトゥス」冒頭における旋律が当時のドイツ=オーストリア圏で広く親しまれていた‘ハイリッヒ(=聖なるかな、の意)’で始まる古いコラール旋律に基づいていることから、もっぱら「ハイリッヒ・ミサ」と呼ばれています。 リリングによるハイドンのシリーズでは、ルーベンスやダンツというおなじみのソリストの魅力とともに、シュトゥットガルトとオレゴンという性格の異なるふたつの手兵を振り分けているのもユニークな試みとして注目されます。 |
HELMUTH RILLING / ヘルムート・リリング