デンマークを代表するヘヴィメタル ・バンドであり、祖国のスラッシュメタルの先駆者でもあるアーティレリーは、1982年、デンマークの首都コペンハーゲン郊外のトストルプにて結成される。メンバーは、ヨルゲン・ザンダウ、クリステン・ニールセンを中心に、そこにミカエルとモルテンのスタッツァー兄弟が加入し、ラインナップが完成する。1985年、フレミング・ロンスドルフが加入。1stアルバム『Fear of Tomorrow』をリリース。 1987年、2ndアルバム『Terror Squad』をリリースするが、翌年にギタリストのヨルゲンが脱退。ベースを担当していたモルテンがギタリストに転向し、ピーター・トールスルンドが加入する。 1990年に3rdアルバム『By Inheritance』をリリース。しかし、メンバー間の音楽的方向性の違いが浮き彫りになり、バンドは翌年解散する。時が流れ、1998年、未発表テイクを編集したコンピレーション・アルバム『Deadly Relics』をリリース。これを機にバンドは再結成を果たし、翌年、ファンの間で名盤と言われる、4thアルバム『B.A.C.K.』を発表する。しかし、2000年にバンドは再び活動を停止することとなる。2007年、バンドの4thまでをボーナス・トラック付きでまとめたBOXセット『Through the Years』をリリース。これを機に再度、再結成の機運が高まり、フレミング以外のメンバーが一同に集まって、新ヴォーカリストにソーレン・アダムセンを迎え、バンドは再び動き出す。2009年、5thアルバム『When Death Comes』を発表。2011年には6thアルバム『My Blood』をリリース。 2012年、バンド創始者であり、ドラマーのクリステンが脱退。ボーカリストもソーレンからミカエル・バストホルム・ダールに交代する。そして、翌年に7thアルバム『Legions』をリリース。 2014年3月には、『THRASH DOMINATION 2014』に出演するため初来日。2016年、8thアルバム『Penalty by Perception』を発表。そして、今作『The Face Of Fear』をリリースする。