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ドイツ古楽界の極北・鬼才シュペリングによる新たなバッハ、カンタータの世界。《クリストフ・シュペリング/ J.S.バッハ:神への賛美~カンタータ第26, 41, 95, 115, 137, 140番》★ダス・ノイエ・オルケスター、コールス・ムジクス・ケルンとともに、精力的な演奏・録音活動を継続しているドイツ古楽界の泰斗、クリストフ・シュペリング。これまでバッハのカンタータは4枚組の『ルター派カンタータ集』、『神の栄光のカンタータ集』をDHMへ録音してきており、ともに「神学としての解釈を追求する中で、強烈な言葉と音楽のへの新解釈」として、世界的に高い評価を受けています。バッハがライプツィヒのトーマス教会のカントールに就任して2年目の1724年の三位一体の主日と1725年の復活祭の間に書いたカンタータ集は、教会歴に合わせた年次のカンタータの中でも最もコンプリートで、しかも作曲上の様式や構造の統一が取れているものです。各カンタータの冒頭曲と終曲を讃美歌を元に作曲し、冒頭曲は手の込んだコラール幻想曲、終曲にはシンプルな和声が付されています。それに挟まれた中間楽章は、ドイツの伝統的なコラール・カンタータの手法であるレチタティーヴォとアリアで構成されています。オーケストラと合唱の編成は、バッハが1730年に協会演奏に関して記した記述に従い、通奏低音にはオルガンとチェンバロの2種が使用され、さらに冒頭曲と終曲にはコントラファゴットも使用し、バッハが深みのあるしっかりしたサウンドを指向したことを裏付けています。シュペリングは、宗教的な理解や、演奏方法、楽器の使用法など、多くの視点からこれらの曲を研究し、斬新で慎重に考え抜かれた新しい解釈で録音に臨んでいます。 (資料提供:ソニーミュージック) 【収録内容】J.S.バッハ:1. カンタータ第137番『力強き栄光の王なる主を讃えよ』BWV1372. カンタータ第140番『目覚めよと、われらに呼ばわる物見らの声』BWV1403. カンタータ第26番『ああ、いかにはかなくいかに空しき』BWV264. カンタータ第41番『イエスよ、いま賛美を受け給え』BWV415. カンタータ第115番『備えて怠るな、わが霊よ』BWV1156. カンタータ第95番『キリストこそわが命』BWV95【演奏】ドロテー・ミールズ(ソプラノ)オリヴィア・フェアミューレン(アルト)ナタリー・フュスケンス(アルト)ベネディクト・クリスチャンソン(テノール)ゲオルク・ポプルッツ(テノール)トビアス・ベルント(バス)ダニエル・オチョア(バス)コールス・ムジクス・ケルンダス・ノイエ・オルケスタークリストフ・シュペリング(指揮)【録音】2019年2月28日~3月9日、ケルン、ドイチュラント放送、室内楽ホール
CHRISTOPH SPERING / クリストフ・シュペリング