ミルトン・ナシメント

MARIA DOLORES マリア・ドロレス

“ブラジルの声”の航海(トラヴェシア)

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レーベル
DU BOOKS
国(Country)
JPN
フォーマット
BOOK
規格番号
DUBK213
通販番号
DUBK213
発売日
2019年04月05日
EAN
9784866470948
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商品詳細情報

ブラジル・トレスポンタスの街角で音楽と戯れていた少年はやがて、
その類稀なる美声によって世界を魅了する――。




・特集「あなたの好きなミルトン・ナシメント作品を教えてください!」が公開中!
・「レコード・コレクターズ」(2019年7月号)に書評が掲載されました! 評者は駒形四郎さんです。
・「EYESCREAM」(2019年6月号)に書評が掲載されました! 評者は荒木重光さんです。
・「intoxicate」(2019年4月号)に書評が掲載されました! 評者は佐藤由美さんです。
・「ミュージック・マガジン」(2019年5月号)に書評が掲載されました! 評者は渡辺亨さんです。
・「
ARBAN」にて紹介されました!

「Travessia」ほか数々の名曲誕生の瞬間から、
クルービ・ダ・エスキーナ(街角クラブ)の結成秘話、
ハービー・ハンコックやウェイン・ショーターら一流ミュージシャンたちとのレコーディング、
過酷な闘病生活とメディアからの誹謗中傷、愛する家族との別れ……。

政情不安に揺れる60年代の荒波を乗り越え、
今なお第一線で活躍するブラジル音楽界の偉人、ミルトン・ナシメント待望の評伝が堂々刊行。

日本語版のみ、ミルトン本人とも親交のあるケペル木村による解説を追加収録。


〈目次〉
序文 ミナスの二つのトラヴェシア
第1章 1939-1945 ミナスからリオへ
第2章 1945-1953 リオからミナスへ
第3章 1945-1961 人生の宴で
第4章 1962-1965 新たな地平線(ノーヴォ・オリゾンチ)
第5章 1965-1967 2年で20年を
第6章 1967 初めの一歩
第7章 1968-1970 トレスポンタスから世界へ
第8章 1970-1972 世界から街角へ(街角から世界へ)
第9章 1973-1975 奇跡?
第10章 1976-1977 “ミナス・ジェラエス”
第11章 1978-1980 広がっていくクルービ
第12章 1981-1984 古い地平線(ヴェーリョ・オリゾンチ)
第13章 1985-1987 大きな飛躍
第14章 1988-1992 友達以上、兄弟以上
第15章 1992-1993 天使が生まれる瞬間
第16章 1994-1996 最後の歩み?
第17章 1997-1998 ルネッサンス
第18章 1998-2001 ダンスパーティーへの回帰
第19章 2002-2004 清算
第20章 2003-2004 全てが始まった場所
謝辞
解説――ミルトンの声と歌に魅せられて 文:ケペル木村
ディスコグラフィ


■書評掲載■
・ミウトンの個人史に寄り添いながら、MPBの台頭を後押しした国際音楽祭とは何だったのかなど、MPB史を知るのに重要な手がかりもちりばめられている | レコード・コレクターズ (2019年7月号)
・愛し愛されて生きる彼の音楽のメロウネスは、生き様を知ることでより輝きを増す | EYESCREAM (2019年6月号)
・著者は、ミルトンから大きな信頼を得た証として、彼のことを“ビトゥーカ(吸い殻)”という幼少の頃からのあだ名で書き表している | ミュージック・マガジン (2019年5月号)
・折々の心象を、ミルトン作品の歌詞に絶妙なタイミングでシンクロさせているところは、いかにもブラジル人らしい手法だ | intoxicate (2019年4月号)

翻訳: 荒井めぐみ
ポルトガル語講師・翻訳家。京都外国語大学外国語学部ブラジルポルトガル語学科卒業。ブラジル連邦共和国フルミネンセ連邦大学へ、1年間交換留学経験あり。手がけたCDの歌詞対訳は150タイトルを超える。著書に『ブラジル・ポルトガル語文法実況中継』(彩流社)、訳書に『ナラ・レオン 美しきボサノヴァのミューズの真実』(P-Vine Books)がある。

デザイン: 高橋力、布谷チエ(m.b.ll.c)


*本書は電子書籍でも配信しております。