2,750円(税込)
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【国内盤】
【2017年1月11日発売】
結成36年というヴェテラン・ジャーマン・パワー・メタル・バンド、グレイヴ・ディガーが通算18作目となるアルバム『ヒールド・バイ・メタル』を完成!
パワーとエネルギーが満ち溢れたこのアルバムに収録された曲の大半が3分台!
ヘドバン不可避の強靭なメタル・アルバムがここに登場!
【日本盤限定ボーナストラック/歌詞対訳付き/日本語解説書封入】
1980年にクリス・ボルテンダール(vo)らによってドイツのノルトライン=ヴェストファーレンで結成されたグレイヴ・ディガー。
デビュー作の『ヘヴィ・メタル・ブレイクダウン』(1984年)で、NWOBHMを影響源にしたようなパワー・メタルを展開して注目を集めた彼らだが、3枚のアルバムをリリースした後、グレイヴ・ディガー(墓堀人)というバンド名では売れないと判断したレコード会社の意向により、ディガーと改名。
新たにキャッチーな要素を取り入れた4作目の『ストロンガー・ザン・エヴァー』(1986年)をリリースしたものの、ファン離れを引き起こす原因となり、バンドは1987年に解散してしまう。
しかし、その4年後、クリスは新たなメンバーを迎えて、グレイヴ・ディガーを再結成させ、5作目の『ザ・リーパー』(1993年)をリリース。
アグレッシヴなパワー・メタルで復活を果たすと、7作目の『チューンズ・オブ・ウォー』(1996年)からコンセプト・スタイルのアルバムを制作するようになり、8作目の『ナイツ・オブ・ザ・クロス』(1998年)からキーボーディストのハンス・ピーター・カッツェンバーグ(key)を迎えて、神秘性も加えたスタイルも披露する。
その後、元レイジのマンニ・シュミット(g)を迎えてツイン・ギター体制となってリリースした唯一のアルバム『バラード・オブ・ア・ハングマン』(2009年)、結成30周年アルバムとなった『クランズ・ウィル・ライズ・アゲイン』(2010年)など、1~2年に1枚のペースでアルバムをリリースし続けている彼らが、結成35周年を記念して、初期の楽曲をリレコーディングしたアルバム『EXHUMATION - THE EARLY YEARS』(2015年)に続いて制作したのがこの『ヒールド・バイ・メタル』である。
オリジナル・アルバムとしては『リターン・トゥ・ザ・リーパー』(2014年)以来となったこの作品は、全体的にシャープな作風になっており、アップテンポの曲を中心にしたコンパクトな楽曲が並んでいる。
クリスのパワフルな歌声、アクセル・リット(g)の切れ味鋭いギター・リフ、イェンス・ベッカー(b)とステファン・アーノルド(ds)のタイトなリズムを武器にした男気溢れる作風はこれぞグレイヴ・ディガーと呼べるもので、思わず拳を突き上げたくなるメタル魂満載の楽曲のオンパレードとなっている。
再結成以来、ヨーロッパを中心に精力的にライヴ活動を実施し、2016年にはブラインド・ガーディアンのサポートとして北米ツアーを実施したグレイヴ・ディガー。
本作はまさにヴェテランの底力を見せつけるような力作に仕上がっている。
GRAVE DIGGER / グレイヴ・ディガー