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【国内盤】
【2018年8月1日発売】
1992年に勃発したボスニア・ヘルツェゴビナ紛争。ボシュニャク系とセルビア系の武力衝突により、包囲されたサラエボは戦場となった。街は炎に包まれ、多数の民間人や子供の死傷者が出た。そんな状況下であえて危険を冒して、ブルース・ディッキンソンはサラエボのステージに立つことになった。
1994年12月14日、サラエボのボスニア文化センター(BKC)で歴史的ライヴが行われるまでの道のりを、ブルース本人やバンド・メンバー、クルー、現地主催者、ファンなどが振り返る。
1993年にアイアン・メイデンを脱退、ソロ・アーティストとして本格的な活動を始めたブルースはアルバム『ボールズ・トゥ・ピカソ』(1994)に伴うライヴ公演の一環として、サラエボに赴く。空路は撃墜される危険があるため、陸路で現地入りする厳戒下、ショーは行われる。
不可能といわれたサラエボ公演への旅路で流れるのは、ブルースのソロとしての軌跡を彩るナンバーの数々だ。「ティアーズ・オブ・ザ・ドラゴン」、「ロード・トゥ・ヘル」、「ゴッズ・オブ・ウォー」、「エターナル」までがサラエボの美しい風景や、廃墟となった市街と相乗効果を成す。サラエボでの経験を描いた「イナーシャ」の使い方も効果的だ。本作は彼がソロ・キャリアで発表してきた音楽に新たな光を当てる作品でもある。
プロフェッショナル機材によるライヴ・レコーディングが行われなかったこの公演だが、ステージ脇とバルコニーからのフッテージも収録されている。「ただのライヴではなかった。バンドとオーディエンスが与えあう、特別な経験だった」とブルースが語るとおり、ブルースの熱唱と呼応する約千人の観衆のエネルギーがお互いを高めあっているさまが伝わってくる。
そして本作の終盤、ブルースは21年ぶりにサラエボを再訪する。今や現地で伝説となっているライヴに参戦、同じ空間を共有したファンと再会し、語らい合うシーンは、胸を打つものだ。
本作は2016年サラエボ映画祭で観客賞・人権賞・特別審査員賞(ドキュメンタリー部門)を獲得。シカゴ国際映画音楽祭・ゼニカ映画祭で最優秀ドキュメンタリー部門を受賞、ロードアイランド国際映画祭やハミルトン映画祭にも正式出品されるなど、1本のドキュメンタリー映像作品として高い評価を得ている。
さらに特典映像として、30分近くにわたるブルースへのインタビューを収録。サラエボ公演の思い出と、それが彼に及ぼした影響などについて語っている。
【仕様】
本編:96分 特典:29分
音声:ドルビーデジタルSTEREO
BRUCE DICKINSON / ブルース・ディッキンソン
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