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白塗りにオカルティックなイメージと正統派パワーメタルのギャップが強烈なドイツのパワーウルフがニュー・アルバムをリリース。冒頭から重厚なオーケストラ+クワイヤ+疾走ナンバーと、パワー・メタル・ファン狂喜乱舞間違いなしの傑作だ。プロデュース、エンジニアリングはイエンス・ボグレンと、エピカ作品でおなじみのヨースト・ファン・デン・ブレークという超強力タッグ。
白塗りを施した強烈なルックスと、人狼伝説に吸血鬼等、徹底したオカルティックなイメージで大きな人気を誇るドイツのパワー・メタル・バンド、パワーウルフ。05年のデビュー・アルバム『Return in Bloodred』は、いきなり名門メタル・ブレイドからのリリースとなった。ルーマニアの人狼伝説を題材とした完璧なイメージ戦略、そしてそのイメージとは裏腹にサウンドは正統的なパワー・メタルというギャップは大きなインパクトとなり、彼らはあっという間に大きな人気を博していった。その後『Lupus Dei』(07年)、『Bible of the Beast』(09年)、『Blood of the Saints』(11年)とリリースしたところで、オーストリアの大手ナパーム・レコーズと契約。13年に発表された5枚目のアルバム『Preachers of the Night』は、地元ドイツのチャートで No.1を獲得するヒットを記録。その人気は不動のものとなった。20年にはキャリアの集大成とも言えるベスト・アルバム『ベスト・オブ・ザ・ブレスト』をリリースしたことも記憶に新しいパワーウルフ。そしてこの度ついに待望のニュー・アルバム『コール・オブ・ザ・ワイルド』がリリースになる。パワーウルフが音楽性を変えるはずもないのだが、それにしても冒頭からいきなり重厚なオーケストラにクワイヤをフィーチャした疾走ナンバーと、ジャーマン・パワー・メタル・ファンであれば狂喜乱舞間違い無しの、ド真ん中すぎる内容。ヘヴィなナンバーあり民族音楽っぽいメロディあり、そしておなじみの分厚いコーラスにチャーチオルガンと、実にパワーウルフらしいドラマチックな傑作に仕上がっている。サバトンあたりのファンにはドストライクの作品だ。プロデュース、エンジニアリングはイエンス・ボグレンと、エピカ作品でおなじみのヨースト・ファン・デン・ブレークの超強力タッグ。
【日本語解説書封入 / 歌詞対訳付き】
【仕様】
・2CD
【メンバー】
アッティラ・ドーン (ヴォーカル)
マシュー・グレイウルフ (ギター)
チャールズ・グレイウルフ (ギター)
ファルク・マリア・シュレーゲル (オルガン)
ルール・ファン・ヘルデン (ドラムス)
※メーカー・インフォメーションより
POWERWOLF / パワーウルフ
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CALL OF THE WILD / コール・オブ・ザ・ワイルド<2CD>
2,650円(税込)
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