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快挙!「絶対零度」(1979-1982)全未発表音源2CD+2CD同時発売。
絶対零度/II
SUPER FUJI DISCS / JPN / CD / FJSP213 / IND12422 / 2013年07月24日 / 3,150円(税込)
オリジナルにこだわり続けそのあまりの独自性に、また短い活動期間だったため現在に至るまで言及されたことのない“謎”のバンド、絶対零度。
波止康雄(Vo)、笹山照雄(G,Vo)、大熊ワタル(Kbd,Vo)、中川一郎(B)、木村真哉(Ds,As)、前歴なく音楽性の異なる5人で1979年9月始動、間もなく吉祥寺マイナー「剰余価値分解工場」に出演を重ねる。
互いに妥協なく出される音は混沌を極め激情型のステージが評判を呼び1980年からはロフトなどに出演するようになり8月、地引雄一、小島さちほ(ゼルダ)らによる自主レーベル、ジャンクコネクションからリザードに続くEP『絶対零度』が発売、しかし直後Voの波止が脱退。
以後は初期のカオティックなサウンドから次の状態、インスト中心のプログレッシヴ性が強く感じられるオルタナティヴサウンドを展開していくようになり、今回の発売はこの第2期以降の音源で編成している。
カバーを行わないなど独特のサウンドは東芝EMIからも声がかかりEMIスタジオでのプリプロ録音から3曲、1980年10月伝説のロフトライブ(共演:ゼルダ、午前四時)から6曲、中川一郎脱退(81年1月)に代わる坂口透(フレットレスベース)加入後のジャズにも通じる透明な緊張感が支持を得た時期の録音など全22曲2枚組で構成した。
絶対零度/III
SUPER FUJI DISCS / JPN / CD / FJSP215 / IND12423 / 2013年07月24日 / 組数 2 / 3,150円(税込)
絶対零度は、「音楽には取り込まれない」「何も目指さない、何も仕掛けない」「零。無価値な音楽をやりたい」とひたすら音楽を続け、1980年代前半の一瞬、東京パンクシーンにおいて他に類を見ないエポックメイキングなバンドだった。
1981年3月関西ツアー後、笹山照雄が脱退、バンドは崩壊する。しかし解散直後の5月、木村真哉、中川一郎、坂口透の3人で活動再開、歌と詩を全面に押したサイケデリック・ロック/ポップな、またここでも独自の香りを放つグルーヴ感の音渦で始動、10月、マジカルパワーマコとの九州ジョイントツアー。
再びEMIから声が掛りそのための録音を始め、それが本作のCD1「SONGS/a reward of vanity」全14曲である(1982年春の予定だったが遅れてやってきたパンク/R&Rの台頭がシーンの中心となり、発売されることはなかった)。
CD2には、伝説の「キャバレーギグ」(共演:財団法人じゃがたら、など/横須賀ドブ板通り)から8曲などを収めた。バンドは1982年5月ころ自然消滅。
大熊ワタル、木村真哉はルナパークアンサンブル(1983~89年)、篠田昌已の東京チンドン、風の旅団、へぼ詩人の蜂蜜酒などに参加、結成。大熊はその後、ソウルフラワーモノノケサミット、シカラムータなどで知られる。中川一郎は今なおソロ活動を続け、笹山照雄はソロ活動の後、イカ天で知られたTHE WEEDに参加した。
絶対零度