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12月特集 『2011年BEST』
"すごいな"
優勝を狙えるような連中ばかりで結成されたイタリアチーム。なんか混沌としたものにも思えるものの、これが聴きこむと実に心地よいジャズだった。エンリコ風の1でまずしっかり入り込み、ショーターの2へ突入する。ボク的圧巻は6で、サーカスのテーマ曲のような不思議な音世界へ完全に引き込まれた2011年の夏だった。気持ちよいサウンド。(山本隆)
シェリー・マンへのオマージュ企画『リメンバリング・シェリー』に続く、欧州ジャズ界の重鎮ドラマー、ロベルト・ガットの新プロジェクトは、まさにオールスターと呼べる8人の俊英によって編成されたコンテンポラリー・オクテット。完成された楽曲/アレンジに、各人のインプロヴィゼーションが逞しく伸びやかに響き渡る。
■GIOVANNI FALZONE (tp), GAETANO PARTIPILO (as), MAX IONATA (ts, ss), ROBERTO ROSSI (tb), BATTISTA LENA (el.g), ALESSANDRO LANZONI (p), DARIO DEIDDA (cb, el.b), ROBERTO GATTO (ds)
■Recorded at Casa del Jazz Rome Italy, on September 28-29-30, 2010Recording engineer : Pasquale MinieriRecording assistant : Ascanio CusellaMixing & mastering engineer : Luca BulgarelliArtist photos (C) Pino Ninfa (Courtesy of Vicenza Jazz Festival
ROBERTO GATTO / ロベルト・ガット