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スピネッタ・トリビュート・アルバムにも参加していたアルゼンチン・コンテンポラリー・フォルクローレ・シーンが生んだ才覚溢れる男女デュオ、MARIA ELIAとDIEGO PENELAS。MARIO GUSSO、WILLY GONZALEZ、LILIANA HERRERO、NORA SARMORIAも参加し、2009年にリリースされた最新作「CAMALEON DE PAPEL」。
マリア・エリア(ヴォーカル)とディエゴ・ペネラス(ヴォーカル/ギター/ピアノ/作曲編曲)。繊細なピアノ、空間構築していくような多彩なパーカッション、情熱的でありながらセンチメンタルなギター。フォルクローレをベースとしながらも、カルロス・アギーレ、アカ・セカ・トリオらへから大いなる影響を受けたであろうクラシカルなサウンド。それこそが彼らの特徴であるが、輪郭のはっきりとした高音がのびやかなマリアの歌声がなくては成り立たない。中心には常に彼女の歌が据えられている。
「CAMALEON DE PAPEL」は2009年にMDRレーベルからリリースされた2NDアルバム。マリアとディエゴに加え、GUILLERMO DELGADO(コントラバス)、MARIO GUSSO(ドラム/パーカッション)の二人によるカルテットを基本に演奏される珠玉の歌曲集である。
冒頭曲から彼らの豊かな音楽性を存分に堪能できる。男女ヴォーカルのハーモニーを中心に据えながらもバックがサポートし、起伏の激しいメロディを静かに、時に激しく聴かせる。ディエゴ自身の曲であるがまるで古くから歌い継がれている曲であるかのような完成度の高さには驚きを隠せない。更に本作のハイライトトラックともいえるM2は圧巻だ。繊細かつリリカルなピアノで幕を開け、マリアのヴォーカルに続き、コントラバスとパーカッションが音に厚みを与えていく。中でも時折ハーモニーを奏でながら、そのハイライト部では見事なピアノ・ソロまでを聴かせるノラ・サルモリアの存在感は際立っている。彼女の他にもWILLY GONZALEZ(M7/フレットレスベース)、LILIANA HERRERO(M12/ヴォーカル)など、個性溢れるゲスト参加が、本作全体の完成度をより高いものにしているといっていいだろう。M5をはじめ多種多様な音色を巧みに操るマリオ・グッソ、コントラバス特有の温かみを活かし低音部を的確に担うギジェルモ・デルガドによるサポートの見事さも忘れてはならない。
MARIA ELIA : voz
DIEGO PENELAS : voz, guitarra y piano
GUILLERMO DELGADO : contrabajo
MARIO GUSSO : persuccion
Musicos Invitados
SEBASTIAN ESPOSITO
WILLY GONZALEZ
LILIANA HERRERO
NORA SARMORIA
ALFREDO ZUCCARELLI
Julia y las Llaves (en vivo)
MARIA ELIA, DIEGO PENELAS