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74年FMラジオ放送用ライヴ音源2夜がCD化!
74年3月9日、テキサス州ヒューストンのKLOL STUDIOS音源に、
74年4月9日、マサチューセッツ州ボストンのWBCN STUDIOS音源をコンパイル。
73年の『GREETINGS FROM ASBURY PARK, N.J.』、『THE WILD, THE INNOCENT & THE E STREET SHUFFLE』の商業的不振を払拭するように73年から74年にかけて多くのラジオ出演を精力的に行っていたBRUCE SPRINGSTEEN。オールドタイミーな雰囲気に心も穏やかになる"SATIN DOLL"カヴァー、スタジオ・ヴァージョンとは全く違うアプローチで楽しませてくれる"DOES THIS BUS STOP AT 82ND STREET?"や、アコースティックなアレンジで魅せる初期SPRINGSTEEN屈指の名曲"GROWIN' UP"と、ラフな演奏&ヴォーカルが曲に深みを持たせています。スタジオ・ヴァージョン以上のクオリティと言っても大げさではない"MARY QUEEN OF ARKANSAS"、DORIS DAYヴァージョンで知られるポピュラー・スタンダード"SENTIMENTAL JOURNEY"カヴァーにWILSON PICKETTでも知られるCHRIS KENNERヒット"SOMETHING YOU GOT"、切ないメロディが泣かせるSOUTHSIDE JOHNNY & THE ASBURY JUKESにもカヴァーされた"THE FEVER"(この時点では激レアな7"プロモ・デモのみの存在)にレアなアコ・ヴァージョン"ROSALITA (COME OUT TONIGHT)"など、両日ともに初期ボスの魅力に満ちたスタジオ・アコースティック・セッション。翌75年『BORN TO RUN』の成功が当然のものだったことを証明する内容となっています。
BRUCE SPRINGSTEEN / ブルース・スプリングスティーン
2023.10.24
BEST ALBUM
【店舗情報】10/24(火) ブルース・スプリングスティーン「ジャパニーズ・シングル・コレクション」発売 / 同時発売の紙ジャケットとのまとめ買いでボックス