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70年1STが180グラム重量盤アナログ・リイシュー!
ご存知 LOU REEDとの衝突からVELVET UNDERGROUNDを解雇されたJOHN CALEが、STOOGESにNICO、MODERN LOVERSらのプロデュース・ワークやセッションなどロック史の重要な一幕への貢献を経てついに放ったソロ・デビュー作。
ドローンにノイズといった直接的な音像はもちろん、ネオ・クラシカルでプロト・パンクな先進的エッセンスそのものをVUに持ち込んだ張本人だったバンド時代からして十分にエクスペリメンタルな男だったわけですが、より実験的な方向性を求めてバンド脱退へと至ったわりには、意外にもポップで聴きやすい一枚に仕上がっています。ウェールズ出身のシンガー・ソングライターといったそもそもの雰囲気に立ち戻ったかのようなゆるやかなポップマインド溢れるスムースでダウン・トゥ・アースなサイケ・フォーク・ロック調の楽曲に、CALEの狂気と吟遊詩人のような歌声が合わさったなんとも味わい深い作品。バックは"FAIRWEATHER FRIEND"を提供したGARLAND JEFFREYSのGRINDER'S SWITCHが務めて伊ます。
本作に先駆けて録音され、商業的には辛い前衛作品に仕上がったTERRY RILEYとの共作『CHURCH OF ANTHRAX』を踏まえて売れ線を狙ったという話も有名な一枚ですが、評論家筋には高く評価されました。タイトルの"VIOLENCE"は彼の主楽器VIOLAにかけたものか?
JOHN CALE / ジョン・ケイル