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シンガー・ソングライター、スワンプ・ロックのファンが待ち望んでいたスミス・ヴィンソンが73年にPLAYBOY RECORDSからリリースした名盤「ワン・タイム・フォー・ザ・カウ」(PB-121/LP)が遂に紙ジャケ仕様で世界初CD化。「ザ・デイ・マイ・シップ・ケイム・セイリング・イン」は素朴なアコギのイントロから始まり、語りかけるように歌い、やがてバック・コーラスが加わり静かに盛り上がっていくメロウ・スワンプの名曲で、牛にヘッドホンをかけさせたジャケットのような世界。大都会に住む人間が忘れていた何かがこの唄世界にはあるような気がする。ただただ素晴らしいの一言。スライド・ギターが素晴らしい「ジプシー・ローズ・ボール」やハープが良い味を出している「チャイルドフッド・デイズ」他。なお、スミス・ヴィンソンは同じプレイボーイ・レコーズから唯一のLPをリリースしていたスワンプ・ロック・バンド、ドック・カービー&カンパニーのメンバーでもありました。
01. Bill Collectors Are Such A Drag
02. One Time For The Cow
03. J.C. Hardy
04. The Day My Ship Came Sailing In
05. Gypsy Rose Ball
06. Worlds Of Music
07. Long Summer Nights
08. The Ballad Of Charlie Marshall
09. Childhood Days
10. Born On The Levee
SMITH VINSON / スミス・ヴィンソン