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85年傑作サントラが半透明ブルー・ヴァイナル仕様で限定盤アナログ・リイシュー!
84年カンヌ映画祭グランプリ受賞に輝いた、言わずと知れたヴィム・ヴェンダース監督の傑作ロードムービー「PARIS, TEXAS」のサウンドトラック盤。数多くの映画音楽を残したRY COODERの代表作であり、わずか4日間で仕上げられたという映画史上に残る革新的な音楽作品。アコースティックにアンビエントにエクスペリメンタルにと自在に変容するボトルネック・ギターほぼ一本で挑んだRY COODERが捉えた、不安や緊張、安堵、絶望、希望、心の闇、夜の闇。主人公の心理やロード・ムーヴィーならではの風景をスライド・ギターで見事に描写したまさに「劇伴」音楽といえるセンセーショナルな名作です。
自身のファースト・ソロでもレコーディング済みのBLIND WILLIE JOHNSONのゴスペル・ブルース"DARK WAS THE NIGHT (COLD WAS THE GROUND)"、美しいワルツのような古いメキシコ民謡"CANCION MIXTECA"の2曲のフレーズを軸に変奏曲形式で紡がれていく、豊潤なアメリカ音楽や中南米音楽を知り尽くしたRY COODER一流のアレンジ能力がフルに発揮された楽曲群。そして実は忘れてはならない、最低限度のミニマムな編成でこの不気味で不思議なサウンドを支えるDAVID LINDLEYによるトルコのジュンブシュやマンドリン、JIM DICKINSONのガムテープ・ピアノやハーモニウム等も味わい深い一枚です。
現在は日本民謡にも興味を持っているというRY COODER。いつの日か映画音楽に使用される日は来るのでしょうか。
RY COODER / ライ・クーダー