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寺島靖国氏推薦でも知られるピアニスト、ミシェル・サルダビーの1996年ピアノトリオ盤が再プレスで登場!敬愛してやまない偉大なる作曲者、ジャズメンに捧げられた作品とのことで、スタンダードからモンク、エリントン等の名曲を収録。硬質なタッチと間を生かしたフレーズで、サルダビーらしがよく出ているオススメの1枚です!
MICHEL SAEDABY(p), BUSTER WILLIAMS(b), BEN RILEY(ds), ROBERT TROWERS(tb:M5)
MICHEL SARDABY / ミシェル・サルダビー
マルティニークのフォール・ド・フランスに生まれたミシェル・サルダビーは、パリに移り住み、1967年3月、ピアニストのひとりとして、ジョー・「ストライド」・ターナー、エロール・パーカー、クロード・ボリング、スチュアート・デ・シルヴァ、アーロン・ブリジャーズらと、入院中のビリー・ストレイホーンに捧げた『テープ・フォー・ビリー』として知られる90分のセッションを録音した。同じくパリにいたデューク・エリントンは、自ら演奏はしていないものの、このレコーディングを個人的に監督し、その売上げをニューヨークのジュリアード音楽院のようなビリー・ストレイホーン奨学金をパリに創設するために使おうと考えていた。 1967年10月、サーダビーのファースト・アルバム『Five Cat`s Blues』がパリで録音され、ピアニストが作曲した5曲が収録された。1970年には、パーシー・ヒースとコニー・ケイからなるトリオを率いて、セカンド・アルバム『Night Cap』を発表。1972年のニューヨーク録音では、リチャード・デイヴィス、ビリー・コブハム、レイ・バレットのラインナップを率いている(Sound Hills Records 1997)。アルバム『Gail』(1974年)は、1976年のボリス・ヴィアン賞を受賞している。 1989年のアルバム『Going Places』では、ルーファス・リードとマーヴィン・「スミッティ」・スミスを従え、1993年にはラルフ・ムーア、ルイス・スミス、ピーター・ワシントン、トニー・リーダスからなるクインテットでレコーディングを行った。