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| 世界初録音のターリッヒとチェコ・フィルによる ドヴォルザーク交響曲第6番をリアルに復刻! 「世界初録音となる交響曲第6番の収録は1938年11月である。時期的には、チェコスロヴァキアの運命が風前の灯火となっていた時期である。 こ の年の9月30日、ミュンヘンで行われた独仏英伊の4か国会談の結果、チェコ西部のドイツ語系居住民地域ズデーテンラントのドイツへの割譲が決定した。こ の会談にチェコは当事者であるにもかかわらず参加を認められず、大国の都合に翻弄される小国の悲哀を味あわなければならなかった。英国首相チェンバレンの 弱腰外交は当面の戦争を回避したものの、結局はドイツの国力を増強させることになり、第2次世界大戦を長引かせる結果を招いたといわれる。翌日にはただち にズデーテンにドイツ軍が進駐したが、この録音はそれから1か月後ということになる。 そして翌年3月にはチェコそのものが併合、スロヴァキアも保護領となり、チェコスロヴァキアは世界から消滅するのである。」 (山崎浩太郎) 日 本でも人気のあるチェコ・フィルですが、第2次大戦時のドイツによる併合と戦後の共産化にあたり、多くの音楽家が国外に逃れました。オーパス蔵でもこれま でセルやターリッヒによる戦前の録音を3枚復刻しておりますが、新たにターリッヒのドヴォルザークを2枚復刻しました。演奏の頻度は少ないけれど名曲であ り、ブラームスの2番と対比されることの多い、第6交響曲とスラブ舞曲作品72です。 (オーパス蔵代表 相原 了) 【演奏】 ヴァーツラフ・ターリヒ(指揮) チェコ・フィルハーモニー管弦楽団 【録音】 1)1938年 2)1935年 原盤:US-Victor SP |
VACLAV TALICH / ヴァーツラフ・ターリヒ
チェコの指揮者