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アルゼンチンとブラジルという南米の二大音楽大国に挟まれた小国ウルグアイ。その音楽的アイデンティティ=カンドンベを多角的に紹介する名コンピレーション。
●南米の小国ウルグアイには、18世紀後半から主に家庭内労働の目的で、アフリカ各地から黒人が奴隷として連れてこられました。その黒人達のコミュニティで行われていた宗教的儀式であったカンドンベ(Candombe)。その儀式で行われていた大中小のコンガ型タンボール(太鼓)のアンサンブルが、儀式消滅後にも残りカーニヴァルに参加、白人層にも浸透していき、ウルグアイ固有の国民的音楽になっていきました。
●本アルバムは、そんなカンドンベのもともとのカーニヴァルでのアンサンブルから、様々な音楽に取り入れられ発展していくカンドンベまでを、2枚のCDで多角的に紹介する画期的なコンピレーションです。これ1枚で、カンドンベの全容を見渡せる決定的な1枚です。
●収録されているのは、カーニヴァル・チームによる太鼓アンサンブルのオリジナルなカンドンベから、タンゴの前身ミロンガに取り入れたミロンガ・カンドンベの曲、ウルグアイの都市型フォルクローレにカンドンベを取り入れ人気を掴んだヌエバ・カンシオーンの歌手たちの録音。また一番多く収録されているのが、英米のロックやフォーク、ブラジルのボサノヴァやMPBなどの影響を受けた都市のシンガー・ソングライターたちによって解釈されたカンドンベの数々。彼らは、ロック、ブルース、フォーク、ジャズ、フュージョン、ファンク、他の中南米の音楽などとカンドンベを結びつけ、この音楽の可能性を大きく広げました。
●編成の大小も様々、歌のあるものも無いものも、太鼓のアンサンブルが入っているのもいないのも、カンドンベがウルグアイの様々なタイプの音楽に深く浸透しているのを実感出来る、全40曲。単独での入手が困難な貴重な録音ばかりです。
●斎藤 充正氏による、詳しい解説付き。
<メーカーインフォより>
(V.A.)