OTO NO WA - SELECTED SOUNDS OF JAPAN (1988 - 2018)

V.A. (KEN HIDAKA, MAX ESSA, DR. ROB)

デンマークを拠点に置くMusic For Dreamsが、2017年にスタートしたシリーズ最新作。国産アンビエントとチルアウト・ミュージックのコンピレイション『音の和』

  • レコード
  • 売切
  • (注文不可)

3,520円(税込)

※5,000円(税込)以上買うと送料無料!新品でも中古品でもOK!

ご注文できません
  • 限定品
レーベル
MUSIC FOR DREAMS
国(Country)
UK
フォーマット
LP(レコード)
組数
2
規格番号
ZZZV19007
通販番号
XAT-1245727214
発売日
2020年03月24日
EAN
0616576255746
  • LINE

  • メール

商品詳細情報

世界屈指のヘヴィ・ディガーの名を持つDJ、レコード・ディーラー、レーベル・オーナーなどが監修する究極のコンピレイション・シリーズ「Serious Collector Series」。北欧音楽界の大ヴェテランであるKenneth Bagerが2001年に立ち上げた、過去にCantomaやCalmなどの音源を精力的に出し、バレアリックやチルアウト界を代表するレーベルの一つとして君臨されているデンマークを拠点に置くMusic For Dreamsが、2017年にスタートしたシリーズ。今までJan Schulte (Wolf Muller, Bufiman) 『Tropical Drums of Deutschland』、Moonboots『Moment In Time』、Growing Bin代表のBasso『Proper Sunburn-Forgotten Sunscreen Applied By Basso』、DJ soFa『Elsewhere Junior I: A Collection Of Cosmic Children’s Songs』の4作を発表。





このシリーズの最新作が、国産アンビエントとチルアウト・ミュージックのコンピレイション『音の和』だ。日本の音楽シーンで活躍しているアーティスト達が、主に平成期の30年の間に発表してきた楽曲を厳選した集大成コンピレイションは、日本に拠点に置き、国内外の音楽業界でDJ、プロデューサー、コーディネーター、A&R、音楽ライターなど多岐に渡る活動を繰り広げている3人、Ken Hidaka、Max EssaとDr. Robが監修した。近年海外で発生した、日本の音楽の再評価のムーヴメントに新たな国内からの息吹を世界に向け紹介したい想いで、紐解くように日本のアンビエント・ミュージックの先駆者からダンス・ミュージックを手がけているヴェテラン勢まで、更に国内のレゲエ界を代表するリトル・テンポ、パーカッション奏者/ドラマーである小谷和也、オーガニックで、サイケデリックなコレクティヴ、Olololopの音源なども収録している。

環境音楽が盛んな80年代の後半を本作の出発点として、尾島由郎によるSpiralの館内BGMとして元々制作された名盤『Une Collection Des Chainons』(去年WRWTFWWから再発されたばかり)収録の「Sealed」で本作の幕が開く。同じジャンルの同世代のアーティスト、小久保隆と越智義朗の、ギャラリーや美術館のインスタレイション用に制作された楽曲も本作に収めている。西欧のクラブ・ミュージックの隆盛が国内のシーンにも浸透してきた90年代に進み、その波に感化した故Susumu Yokotaによる独創性に富んだ土着型アンビエンスや、そのシーンの黎明期に絶大な影響を及ぼしたレジェンド、メジャー・フォースがリミックスを手掛ける、スチャダラパーの、あか抜けたビートダウン・ハウスも本作にチョイス。21世紀に突入し、瀧澤賢太郎作のエクゾチックな「Gradual Life」とLittle Big Bee作の色彩に富んだ、ドリーム・ハウス・アンセム「Scuba」などのFlower Recordsのポスト・ハウス系のプロダクションや、彼らと同じ音楽路線を探求している井上薫の九州版のクラウト・ロック・サウンドは、国内のチルアウト・サウンドの新機軸の象徴であり、本作に収録。2010代に進み、同レーベルの人気上昇中のグループ、Coastlinesによる老舗フュージョン、ライブラリー・ミュージックと優しいボッサ系のリズムを華麗に融合する楽曲と隣り合わせしているのは、Karel Arbus & Eiji Takamatsuによる太陽の光に熱せられたかのようなエレクトロ・アコースティックな作品と本作唯一の未発表曲であるChillaxの壮大なる、アナログ/モジュラー・シンセのジャムだ。

『音の和』に収録されている楽曲の選曲は、この3人による鋭いレコード・ディギングによるものではあるが、より重要に指摘したい事は日高自身が20年以上も国内の音楽業界での活動と国内で10年以上DJとして活躍したMax Essa自身が培った交流関係で獲得した成果の結晶でもある。また、UKのTestpressingや自身主宰のBan Ban Ton Ton (banbantonton.com)などの音楽ブログで執筆活動を繰り広げているDr. Rob自身が長年に渡り取材し、賛美して来た様々な国内のアーティストの音楽でもある。また、9年以上も原宿にあるBar Bonoboで、この3人組が毎月開催しているパーティ、Lone Starで築いた多くの友情により、本作の選曲が生まれたとも言える。

ソングリスト

  • A1. Yoshio Ojima - Sealed
  • A2. Olololop - Mon (orte Remix)
  • A3. Kazuya Kotani - Fatima
  • B1. Schadaraparr - N.I.C.E. Guy (Nice Guitar Dub)
  • B2. Little Tempo - Frostie
  • B3. Karel Arbus & Eiji Takamatsu - Coco & The Fish
  • B4. Kentaro Takizawa - Gradual Life (Album Version)
  • C1. Yoshiaki Ochi - Balasong
  • C2. Kaoru Inoue - Wave Introduction
  • C3. Little Big Bee - Scuba (Original Version)
  • C4. Coastlines - East Dry River
  • D1. Susumu Yokota - Uchu Tanjyo
  • D2. Chillax - Time And Space
  • D3. Takashi Kokubo - Quiet Inlet