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※デジパック
クリスチャン・マクブライドの”Tip City”のメンバーとしても活躍中!
2019年アメリカン・ピアニスト・アワーズのウィナーともなったエメット・コーエン、伝統的なスタイルと、現代、未来を繋ぐ飛躍の一作!
トリオを中心にマーキス・ヒル、メリッサ・アルダナもゲストとしてフィーチャー
★現代屈指のピアニスト、エメット・コーエンによる、飛躍のMack Avenue第一弾作品。
★エメットは、2011年セロニアス・モンク・コンペティションでサード・プレイスとなって、脚光を集め、ニューポート、ノース・シー、モンタレイをはじめとした大フェスティヴァルやジャズ・アット・リンカーン・センターなど名クラブで演奏。日本にもクリスチャン・マクブライドのTip Cityのメンバーとして、またアリ・ジャクソンのトリオ・メンバーとして好演、話題になった。そして、2019年には、アメリカン・ピアニスト・アワーズのウィナーともなった。
★本作はそんなエメットが、ジャズ(ピアノ)の過去(伝統)と現代をシームレスに繋いだ作品!
★メンバーはRussell Hall、Kyle Pooleという現行のレギュラー・メンバー。タイトルにStrideとあり、オープニングから1920年代にサッチモがキャロル・ディッカーソン・オーケストラで録音した楽曲で、軽快かつ、華麗なストライド・ピアノが踊る展開で幕開けする。しかし、本作は、『“Future”Stride』とある通り、一人の現代アーティストの感性を通して未来への眼差しを示している。華やかな往時のハーレムを感じさせるムードと、4ビート・スウィング、そして、フレッド・ハーシュ〜ブラッド・メルドウが切り拓いた現代流の対位法的なアプローチまでもが渾然一体となったタイトル・トラックほか、1919年に作曲されたクラシック・ナンバー“Dardanelle”なども、モダンなハーモニーと、エレガントなタッチが印象的だ。一方、Melissa, Aldana, Marquis Hillといった近年に頭角を現したゲストを迎えたナンバーも織り交ぜている。特に、NYでの目まぐるしい日常を曲にしたという“You Already Know”は、超高速のテンポにのって双方フロントのソロも勢いに溢れた演奏で、全面的にコンテンポラリーなサウンドを提示。しかし、それらも一連の楽曲と有機的に結合し、流れを生んでいる。
★過去にはロン・カーター、ジミー・コブ、ベニー・ゴルソンといった巨匠を迎えた作品もリリースしてきたエメットが、現在の仲間と自らの表現を磨き、一つの作品に結実させた作品。表面上のスタイルのアップデートによらず、伝統に立脚しながら、現代的であることを示す、ジャズの実りを感じさせてくれます。
メンバー:
Emmet Cohen (p-all tracks), Russell Hall (b-all tracks), Kyle Poole (ds-all tracks except 8)
Special Guests:
Melissa Aldana (ts-M2, 3, 7), Marquis Hill (tp-M2, 3, 7, 10)
EMMET COHEN / エメット・コーエン