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★2016年ローマ歌劇場ライヴ映像。1957年レバノン出身のピエール・アウディ演出、ダニエレ・ガッティ指揮によるワーグナー≪トリスタンとイゾルデ≫です。2018年12月にローマ歌劇場音楽監督に就任したダニエレ・ガッティ。本盤は就任前の上演でしたが、ワーグナーの究極の愛と官能のドラマを、緻密な描写力、壮大でドラマティックな効果を与える演奏を聴かせ、就任後のコンビに大きな期待が寄せられるものとなりました。本上演は、ローマ歌劇場とシャンゼリゼ劇場、オランダ国立オペラの共同製作となっており、パリ、アムステルダムでも上演され好評を博しました。演出のピエール・アウディは、パリを経て、17歳で英国に渡り、オックスフォード大学で学んでいます。1979年にロンドンのイズリントンにアルメイダ劇場を自ら創設、多くの舞台を手掛け、1988年からオランダ国立オペラの芸術監督を務め(-2018)。2005年からはオランダ・フェスティヴァルの芸術監督(2005-2014)、2015年からはニューヨークのパークアベニューアルモニーの芸術監督も兼任、2019年からは南仏エクス=アン=プロヴァンス音楽祭の総監督に就任した大御所演出家。そして当代屈指のヘルデン・テノール、アンドレアス・シャーガーをトリスタン、柔軟性に富んだドラマティックな歌声で魅了するソプラノ、レイチェル・ニコルズをイゾルデに迎え、キャストも大変豪華な布陣で行われました。 (資料提供:キングインターナショナル) 【収録内容】 ワーグナー:楽劇《トリスタンとイゾルデ》【演奏者】 アンドレアス・シャーガー(トリスタン/テノール) レイチェル・ニコルズ(イゾルデ/ソプラノ) ブレット・ポレガート(クルヴェナール/バリトン) ジョン・レリエ(メーロト/テノール) グレゴリー・ボンファッティ(牧人/テノール) ジャンフランコ・モントレソール(舵取り/バリトン) ライナー・トロスト(若い船乗りの声) ローマ歌劇場管弦楽団・合唱団、ダニエレ・ガッティ(指揮)、演出:ピエール・アウディ、合唱指揮:ロベルト・ガッビアーニ、ドラマツルギー:ヴィレム・ブルルス、舞台、衣装:クリストフ・ヘッツァー、照明:ジャン・カルマン、映像:アンナ・バーチュ、映像監督:アンナリサ・ボット、収録:2016年、ローマ歌劇場(ライヴ)(シャンゼリゼ劇場、オランダ国立オペラ共同製作)
DANIELE GATTI / ダニエレ・ガッティ