2024.09.09
グレイトフル・デッドの神髄はライヴにあり!
デッドの膨大なライヴ・アーカイヴの中から、また新たな未発表音源が公式音源となって登場する!
今回リリースされるのは、活動休止後の絶頂期ともいえる1978年春のツアーの中から、グレイトフル・デッドというバンドのライヴ・パフォーマンス体験を改めて定義づけることとなった、ノースカロライナ州ダーラムにあるデューク大学内にあるアリーナ、キャメロン・インドア・スタジアムにて行われたライヴの模様を収録した3枚組ライヴCD作品、『DUKE '78』!
アメリカ音楽史において最も長く奇妙な冒険を繰り広げてきたバンド、グレイトフル・デッド。半世紀以上にわたり、自由と愛と平和に溢れたメッセージを送り続けている彼らは、世界で最も愛されたサイケデリック時代の音楽大使であり、その唯一無比の存在感は、もはや”ただの一バンド”ではなく、”一つのカルチャー・ムーヴメント”として語られるほど。
彼らが残してきた名作群の50周年記念アニヴァーサリー・エディション・シリーズや、そのバンド史を貴重な未発表音源などで辿るアーカイヴ・シリーズなどのリリースが続き、今もなお新たなデッドヘッズを増殖させ続けている彼らから、また新たな未発表ライヴ音源がここに届けられることとなった…!
今回リリースされるのは、活動休止後の絶頂期でもある1978年春のツアーの中からピックアップされた、1978年4月12日にノースカロライナ州ダーラムのデューク大学の構内にあるアリーナ、キャメロン・インドア・スタジアムで行われたライヴの模様をたっぷりと収録した作品、『DUKE '78』だ。彼らのオフィシャル・サイト限定作品として、1978年春のツアーの中から8公演の模様をまとめあげた豪華19枚組CDボックス『FRIEND OF THE DEVILS: APRIL 1978』という作品がリリースされるのだが、その中からハイライトともいうべきデューク大学公演のライヴ音源が、一般流通の単独作品となってリリースされることになる。このアルバムは、3枚組CDと4枚組アナログ盤の2形態での発売が予定されている。
このツアーで、彼らは「New Minglewood Blues」といった初期の楽曲から、「Jack Straw」や「Eyes Of The World」といった70年代の人気曲、「It Must Have Been The Roses」といったディープカッツや「Peggy-O」といったトラディショナル曲といった楽曲を披露、それまでの13年に及ぶデッドの豊かな歴史を掘り起こすセットリストを披露している。なお、今回リリースされるライヴ音源は、ベティ・キャンター・ジャクソンがレコーディングしていた音源がもととなっており、オーディオ・エンジニアのジェフリー・ノーマンの手によって、プランジェント・プロセス社のテープ修復&スピード補正が行われ、リマスターされた音源が採用されている。
この1978年のツアーでハイライトとなるのは、なんといっても、ミッキー・ハートによって「Rhythm Devils」と命名された、ドラム・セッションだろう。ミッキー・ハートとビリー・クロイツマンという二人のドラマーによるセッションにバンド・メンバーやクルーが加わり、長時間にわたってリズムの探求を行っていったのだ。この自由な演奏空間、そしてそのインプロビゼーションが生み出す最高級のサウンド空間は、まさにデッドのライヴ体験の真骨頂ともいえるものだ。今回リリースされるデューク大学で、この「Rhythm Devil」パフォーマンスはさらに強烈なものとなり、20分以上にわたるこのセッションを通して、リズムの悪魔がその会場を、その空気を、そしてそのすべてを支配していく様が、今作に生々しく収録されている。
1978年春のツアー・ライヴ音源が3枚組CDで登場!
2024年09月19日 / CD / IMPORT
カートに商品が追加されました。
1978年春のツアー・ライヴ音源が4枚組LPで登場!
2024年09月19日 / LP(レコード) / IMPORT
カートに商品が追加されました。
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