【JAZZ】ECMでもお馴染みのビル・フリゼール、キット・ダウンズ、アンドリュー・シリルというユニークな組み合わせが実現した「Breaking the Shell」LP&CD発売決定

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2024.09.09

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ディスクユニオン JAZZ


元 ECM のプロデューサーSun Chung の REDHOOKより第 6 弾が登場!!
ECM でもお馴染みのビル・フリゼール、キット・ダウンズ、アンドリュー・シリルによるトリオ
パイプオルガン、エレキギター、ドラムという前代未聞の編成で奏でる意欲作

ギター・アイコンのビル・フリゼール、パイプオルガン奏者のキット・ダウンズ、ドラマーのアンドリュー・シリルによるニュー・アルバム。エレクトリック・ギターとパイプ・オルガン、そしてドラムという、ほとんど前例のないユニークな組み合わせで、レーベル主宰・プロデューサーのサン・チョンが、永年温めてきたアイディアが遂に実現。

サン・チョンは、アンドリュー・シリルがビル・フリゼールとトリオやカルテットで参加した 3 枚のスタジオ・アルバムを ECM でプロデュース。キット・ダウンズとは以前にもパイプオルガンのプロジェクト、ソロやデュオ作をイギリスのさまざまな教会で録音し、ECMレーベルからも 2 枚のアルバムをリリース。直近では、ケルンの聖アグネス教会で幽玄なパイプオルガンの演奏をアンサンブルで収録した『Medna Roso』をレッドフックから2023 年に発売。

ニューヨークでのレコーディングが決まると、マンハッタン、ブルックリン、ニュージャージー、ニューヨーク北部にある 30 ものパイプオルガンを1 年かけて探しまわり、ヴィレッジ・ヴァンガード、ブルーノート、スモールズ/メズローといった有名なクラブが数ブロック先、グリニッジ・ヴィレッジのハドソン・ストリートにある、ジャズの街として知られるエリアでバロック様式のオルガンを発見。2022 年 5月25日・26日、2日間にわたり録音を行った。

アンドリュー・シリルの愛らしい軽快なバラード「Proximity」、ノルウェー民謡「Sjung Herte Sjung」(「Sing Heart Sing」)、ハンガリー民謡「Este a Székelyeknél」(「Evening in Transylvania」、ダウンズ作曲のモンクのような角ばったメロディーを持つ「Untitled 23」、火星にある巨大な峡谷と洪水地帯にちなんで名づけられたと「Kasei Valles」、チェリストのルーシー・レイルトンが甘美な旋律を奏でる「El」、完全なるフリー・インプロヴィゼーションで深宇宙のイメージを呼び起こす「Southern Body」と「Two Twins」などを収録。クラシック、ヨーロッパの伝統からフリージャズの実験精神、ECM を経て進化した「レッドフック」イズムが横溢。サン・チョン独自の音楽哲学「ソニックアイデンティティー」を確立した一枚。

国内仕様盤は音楽ライター: 原 雅明氏による解説付き。
LPは180g重量盤/クリアヴァイナル仕様


■Bill Frisell (electric guitar)
Kit Downes (organ)
Andrew Cyrille (drums)
Lucy Railton (cello on track 4)
Recorded at St. Luke in the Fields New York, May 25 & 26 2022.


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