ディスクユニオン PROGRESSIVE ROCK

映画音楽作曲家として世界的に活躍したVangelis(key)とユーロ・ポップシーンの大御所として長年活躍したDemis Roussos(vo/b)も在籍した、ギリシャのプログレッシブ・ロックを代表する名バンド、Vertigoレーベルに移籍し発表されたギリシャのプログレッシブ・ロックを代表する名盤『666』が、慣れ親しんだオリジナルミックスのリマスタリング音源に加え、'74年発売のギリシャ盤LPに使用されたレアな別ミックスのリマスタリング音源、更にはアトモス・アップミックス/5.1ch サラウンド・アップミックスも併せて収録した4CD+Blu-ray5枚組ボックスセットとして'24年拡大再発!

CD1/2にはオリジナルミックスのリマスタリング音源、CD3/4には前記の通り'75年ギリシャ再発盤に使用された別ミックスのリマスタリング音源、Blu-rayには生前のVangelisによる監修の下制作された、'74年作本編の96kHz/24bit アトモス・アップミックス/5.1ch サラウンド・アップミックス/ステレオミックス音源をそれぞれ収録。またBlu-rayには映像コンテンツとして、'72年6月にフランスの国営テレビORTFにて放送された番組'Discorama'にて放送されたVangelisへのインタビュー映像及びスタジオライブ映像を収録。添付のブックレットには新規エッセイや未公開写真などを掲載。

タイトルとおり新約聖書の“『ヨハネの黙示録』”を題材に制作された2枚組の一大大作であり、デビュー作から継承される地中海音楽の影響を受けた美麗にして繊細な歌曲面と、後のVangelisの活動を想起させる前衛/実験面が拮抗し聖書の劇的な世界観を構築した、バンドの異色作にして代表作となる傑作。時に今回が初CD化となるギリシャ盤の別ミックス音源は、Vangelis自身が自国のギリシャ向けに新たにリミックスしたという代物で、オリジナルミックスで多用されていたトラック間のクロスフェードが大幅に削減された他、ギターソロが拡張された"The Battle Of The Locusts"など一部楽曲はオリジナルミックスよりも収録時間が長くなっており、マニア向けの音源ではあるものの、聞き込めば聞き込むほどオリジナルミックスとの違いが味わえる、本作を深堀りする上で欠かせない内容!プログレからサイケ/ハード・ロック/ジャズ/地中海音楽まで全てひっくるめた、強烈な個性を放つ名盤の決定版的再発!!

【CD+Blu-ray(4CD+Blu-ray)5枚組ボックス/Remaster/96kHz/24bit Atmos upmix・5.1ch Surround upmix対応(Blu-ray)】