【PROGRE】Vashti Bunyan 2月下旬入荷予定: ブリティッシュ・フォーク界の幻の歌姫による2ndアルバム『LOOKAFTERING』が未発表デモ/ライブ音源を追加収録した2枚組CD/LPとして拡大再発決定!

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2025.01.10

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ディスクユニオン PROGRESSIVE ROCK


フリー・フォークシーンにて再評価され、21世紀には2作品を発表するなど現在でも人気の高い、ブリティッシュ・フォークシーンを代表する幻の歌姫の一人:Vashti Bunyanが'05年に発表した、当時実に約35年振りの新作となった2ndアルバム『LOOKAFTERING』がリリース20周年を記念して、未発表デモ/ライブ音源を追加収録した2枚組CD・LPにて'25年拡大再発!

デビュー作の発表後長らく音楽シーンから引退状態にあった彼女がDevendra Banhart、ANIMAL COLLECTIVEら当時のフォーク/インディーシーンの若手ミュージシャンとの交流やライブ参加を経て制作された一作。今回の再発盤には'05年作の11曲に加え、いずれも今回初公開となる"Lately"の'06年LA公演のライブ音源/'01年から'05年にかけて自宅にて録音されたデモ音源/"Wayward"のオルタナティブ・バージョンを収録。

デビュー作同様に自身の人生における様々な出来事を取り上げたコンセプチュアルなアルバムで、Vashti自身によるデビュー作から何一つ変わらない神秘的な歌声や儚いアコースティック/エレキ・ギターの爪弾きを軸に、本作のプロデュース/アレンジも担当したMax Richterやデビュー作にもアレンジャーとして参加していたRobert Kirbyを含むサポートミュージシャンによるピアノ/トランペット/オーボエ/ハープ演奏が華を添えた、素朴でありながらしっかりとした重みも感じ取られる格調高いフォーク・サウンドはおよそ20年を経た今でもなお筆舌に尽くし難いもの。一つの作品としてこれ以上ない完成度を誇るアルバム本編はもとより、シンセ/アコーディオン/パイプオルガン/ハーモニウムなどといった多種多彩な楽器と共に試行錯誤しながら楽曲を組み立ててゆく、Vashtiの制作プロセスを捉えた貴重なデモ音源に関してもブリティッシュ・フォークマニアであれば見逃せない代物。Vashti、Max Richter、Devendra Banhartによるライナーノーツに加え、Vashtiの娘Whyn Lewisによるアルバムの世界観を反映させた絵画コレクションも掲載されたブックレットも必見。これはフィジカルで持っておきたい、決定版的再発です!