【LATIN】ORIGINAL SOUND OF MALI 2 | Mr.Bongoがリリースし大きな話題となったコンピ第2弾!

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2025.01.15

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ディスクユニオン LATIN / BRAZIL


Mr.Bongoがリリースし大きな話題となったコンピ『The Original Sound of Mali』第2弾! アフリカ音楽の専門家として知られるフランスのジャーナリストで、グラミー賞ノミネート経験もあるコンパイラーのフロラン・マッツォレーニ、そして Mr.Bongo のデイヴィッド・バトルが編纂した、素晴らしきマリ音楽のコンピレーションが帰ってきた!


1970年代は、マリ独立後10年の成熟を経て、アンソロジーや地域音楽作品がリリースされることで、現代のマリ文化が世界に広まっていった。この時期はマリの音楽史において非常に豊かな時期であり、国が後援するバンドやオーケストラは、音響技師によって記録され、録音されるようになる。

マリには、音楽を通じて多様な物語を伝える伝統が常に存在し、各州や民族グループには独自の特徴とニュアンスがある。その一方で、西洋のサウンドが大西洋を越えて流れてくると、マリのミュージシャンはジョン・リー・フッカー、ウィルソン・ピケット、ジョニー・パチェーコ、セリア・クルス、ジェームス・ブラウンなどのアーティストに影響を受け始める。

また、ほとんどのバンドはマリの首都バマコのホテルで演奏することに頼っており、自然と彼らはそこで音を磨いてきた。ゲストが外国のスタイルや現代の楽器の影響を聴きたがるようになり、西洋のアイデアとマリの伝統的なリズムや有機的な楽器の融合が、他に類を見ない音楽の素晴らしさにつながっていったのだ。

そうして生まれた奇跡的なトラック、ピケットのソウル/R&B クラシック「In The Midnight Hour」の生々しいカバーバージョンや、ジェームス・ブラウンのファンクを彷彿とさせる「Get Up James」は本作にも収録されている。

フロラン・マッツォレーニが書いたトラックの歴史と重要性を解説した詳細なブックレットも封入。この時期にマリから生まれた魅惑的で奥深く、心を揺さぶるような音楽を聴くための最適なガイドともなっている。