【OLD ROCK】タジ・マハールやエルヴィン・ビショップとのデュエットも披露! 「師」に捧げるMARIA MULDAURの2025年作『ONE HOUR MAMA: THE BLUES OF VICTORIA SPIVEY』CD!

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2025.06.16

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ディスクユニオン OLD ROCK


グラミー賞に6度ノミネートされ、ブルース、カントリー、フォーク、ジャズ、そしてジャグ・バンド・ミュージックまで幅広い影響を受けた過去のアルバムで 「ルーツ・ミュージックのファースト・レディ 」と呼ばれるMARIA MULDAUR。

彼女の師であるクラシック・ブルースの女王VICTORIA SPIVEYを称える、偉大なアメリカン・ルーツ・ミュージックのソングブック。スペシャル・ゲストとしてTAJ MAHALとELVIN BISHOPがそれぞれデュエットで参加し、さらにニューオーリンズの高名なバンドTUBA SKINNYとのセッションも収録されています。

自身のペンによる"BLACK SNAKE BLUES"で62年に初のビッグ・ヒットを掴んだVICTORIA SPIVEYは、ブルース・シンガーとして、LOUIS ARMSTRONGや、BESSIE SMITH、BLIND LEMON JEFFERSONなど当時の偉大なミュージシャンたちと共演。60年代のフォーク&ブルース・リバイバルの時代には、自身のレーベルSPIVEY RECORDSを立ち上げ多くのブルース・ベテランにレコーディングの機会を与えるとともに、新進の新人アーティストを励まし、サポートしています。若きBOB DYLANを初めてレコーディングし、MARIA MULDAURに初めてレコーディングの機会を与え、彼女の下でブルースの演奏と歌の細かい指導を行いました。それから60年以上経った今、彼女の個人的な影響とブルースというジャンルへの多大な貢献を称え、有名無名を問わず、SPIVEYのブルースを集めたアンソロジーが愛弟子MARIA MULDAURによって送り出されます。

「私が60年代初頭にシンガーを目指していた若い頃、1920年代と30年代の偉大なクラシック・ブルース・クイーンの一人であるヴィクトリア・スパイヴィーが、私を彼女の下に連れて行き、指導してくれた」と、マルドールはアルバムのライナーノーツで回想しています。「もちろん、当時は感謝していたけれど、何年もかけて、彼女の励ましとサポートが私や他の多くのミュージシャンにとってどれほど重要なものであったかを理解するようになった!」

「驚いたことに、ある音楽ライターが最近、彼女のことを『ブルースのマドンナ』と呼んだ!ヴィクトリアは野心的で、粘り強くて、生意気で、気まぐれで、大胆かつ臆面もなく自分のセクシュアリティを表現し、多才で、ブルースだけでなく、当時のポップスやノヴェルティ・ソングを歌い、書き、踊り、ピアノやその他の楽器を演奏し、映画や舞台で演技をし、......そして起業家でもあった......自分のブルース・ニュースレターを発行し、自分のレコード・レーベル、スパイヴィー・レコードを立ち上げ、古くからのブルース・ベテランから駆け出しの若手ホープ(例を挙げれば、私やボブ・ディランのような!)にレコーディングの機会を与えた。この ヴィンテージ・ミュージックの豊かな遺産を受け入れ、受け継いでいる多くの素晴らしい若いミュージシャンを見つけ、コラボレーションできたことをとても嬉しく思っている。このアルバムは、ヴィクトリア・スパイヴィーがブルースにもたらしたすべてのもの、そして彼女が私の音楽の旅に与えた偉大な影響に対する、愛情に満ちたトリビュートである。楽しんで!」

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