【予約】 アーサー・ラッセル×アレン・ギンズバーグの奇跡のコラボ作品 アナログ盤 10" !! 1,000枚限定 !!

  • PORTAL
  • ニュース

2010.09.24

  • LINE

  • メール
diskunion ROCK WEB SHOP
偉大なるビート詩人と70-80年代NYダウンタウンミュージック・シーンのカルト的異才、アーサー・ラッセルによる奇跡のコラボレーション2曲!
名曲 ‘BALLAD OF THE LIGHTS’ がバンド、GRIZZLY BEARのクリス・テイラーの手によりデジタル化され蘇り、10インチ・アナログ・レコードで初リリース! 1000枚限定 !

10月入荷予定
◆ アーサー・ラッセル / BALLAD OF THE LIGHTS
プレスポップ / JPN / 10" / 04IA23914 / 1,890円(税込)

アーサー・ラッセルとアレン・ギンズバーグは70年代の初期にサンフランシスコで出会った。2人を繋げたのは仏教、音楽、詩への共通の興味であった。互いのクリエイティブなエネルギーに惹かれ、やがてラッセルはギンズバーグの詩の朗読イベントに参加し、演奏する事となる。

そして1971年の夏、‘PACIFIC HIGH STUDIO MANTRAS’ はギンズバーグのウィリアム・ブレイク・アルバムの1曲としてレコーディングされた。ギンズバーグは自信に満ちあふれた豊かな声でチベットのマントラを歌い、それをラッセルのチェロが優しく包み込む。初期の2人のコラボレーションとしてはベストなうちの1つとされている。

その後もギンズバーグはラッセルのミュージシャンとしてのキャリアをサポートしながら、2人の友情は育まれ、1977年にNYでラッセルのバンド、ザ・フライング・ハーツと共に ‘BALLAD OF THE LIGHTS’ がレコーディングされた。この曲はラッセルがボーカル、オルガン、チェロ、作詞作曲を担当し、ギンズバーグが “声” で参加している。

「フリートウッド・マックのシンプルなドラムとABBAのメロディックな要素にインスピレーションを受けた優しくメランコリックなギター・ポップをバックに、アーサーの柔らかく、シンプルで、謎めいて、洗練された歌が浮遊する」
(HOLD ON TO YOUR DREAMSより)。

B面で見せる、パワフルなパフォーマンスとは対照的に、この曲のギンズバーグの声のトーンは繊細で、ラッセル独自のデリケードで不思議で超越的な世界に驚くほど調和している。まさに “光のバラッド” というタイトルにふさわしい透明感溢れる名曲である。長年眠りについていたこの曲はこの度、ラッセルの熱心なファンを自認する米国バンドGRIZZLY BEARのクリス・テイラーの手によりデジタル化され蘇り、この10インチ・レコードとして初めて発売された。

この作品を通じて、ギンズバーグのパフォーマーとしての才能と天才を見抜く鋭い審美眼、そしてラッセルのコラボレーションに対するオープンさ、独自の卓越した才能、美しい音をひたすら求め続けた真摯な姿勢を感じて欲しい。

アートワークはアーチャー・プルウィット (THE SEA AND CAKE / THE COCTAILS)。ジャケットのレタープレス手刷り (活版) 印刷はDEXTERITY PRESSのジェフ・ミューラー (JUNE OF 44 / SHIPPING NEWS)。