【JAZZ】ロバート・グラスパーによる生誕90年マイルス・デイビスに捧げるトリビュート作『エヴリシング・イズ・ビューティフル』がリリース決定(予約商品)

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2016.03.15

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ディスクユニオン JAZZ

ロバート・グラスパーと帝王マイルス、時空を超えて共演
マイルスの遺伝子を受け継ぐアーティストたちが集結

生誕90年マイルス・デイビスに捧げるトリビュート
20世紀のジャズ・ジャイアンツ:マイルス・デイビス生誕90年にして没25年のメモリアル・イヤーとなる今年リリースされる、新世代ジャズ・シーンで鮮やかな活躍を続けるロバート・グラスパー(1978-)によるマイルス・デイビスの音世界を再創造した『エヴリシング・イズ・ビューティフル』。グラスパーが米コロンビア・レーベルのテープ保管庫でセレクトしたマイルスのオリジナル録音をベースにリミックスした意欲作だ。
グラスパーはこの作品について、こうコメントしている。「単なるリミックス・アルバムにはしたくなかった。マイルスがどれだけ人々に影響を与え、新しいアートを生み出す源になったのかを伝えたかったんだ。僕たちは今もマイルスのスピリットの中に生きている」
『エヴリシング・イズ・ビューティフル』ではマイルスの遺伝子を受け継ぐ多彩な顔ぶれのアーティストたちが参加しており、ビラル、イラ・J、エリカ・バドゥ、フォンテ、ハイエイタス・カイヨーテ、ローラ・マヴーラ、キング、ジョージア・アン・マルドロウ、スティーヴィー・ワンダー、そして、実際にマイルスのバンドでも演奏していたギタリスト、ジョン・スコフィールドと名を連ねる。
マイルスのオリジナル音源が曲ごとにグラスパーの自由な発想でサンプリングされ、新鮮な驚きが溢れるアルバムが完成した。アートワークはアメリカ現代アート界の旗手フランシーヌ・タークの書き下ろしで、グラスパーがマイルスの音楽を自由にコラージュしたアイディアにインスパイアされているという。ピアニストとしてプロデューサーとして、自身のトリオと<エクスペリメント>を率いて、R&B~ジャズ~ヒップホップというジャンルの境界線を超越するグラスパー。オープンで変化を恐れない革新的なスピリットをもつマイルス。もしマイルスが生きていたら、共通の志をもつイノベーターの2人はきっと共演していたに違いない。今、私たちは幻のコラボレーションを聴きながら、改めてマイルスの音楽の懐の深さを思い知るのだ。(新譜案内より)