2017.01.10
『E OS TREMENDOES』は1970年にレコーディングされた作品。朋友ホベルト・カルロスとの共作を中心としたレパートリーに、アリー・バホーゾ、そしてカエターノ・ヴェローゾやアントニオ・アドルフォといった当時の新進気鋭の作曲家までを取り上げるとともに、アレンジャーにはジルベルト・ジルやガル・コスタ作品を手がけたシキーニョ・ヂ・モラエスを迎えサイケデリック・ロックに傾倒。ボサノヴァの香りの残るリラックスした雰囲気のバックでサイケデリックなファズ・ギターやストリングスが進行するそのアレンジは、今聴いてこそ新鮮。
『CARLOS, ERASMO』は1971年にレコーディングされた作品で、オリジナル盤は300USDを優に超える価格で取引されている逸品。トロピカリア・ムーヴメントの一端を担ったプロデューサー、マノエル・バレンベインとホジェーリオ・ドゥプラ、そしてラニー・ゴルジンをプロデューサーに、アレンジャーにはアルトゥール・ヴェロカイ、ギタリストにムタンチスのセルジオ・ヂアスを迎えるなど、トロピカリアに接近したサウンドを披露。自らのオリジナルが中心だが、マルコス・ヴァーリや当時亡命中だったカエターノ・ヴェローゾの楽曲を取り上げるなど、その慧眼にもあらためて唸らされる。
『SONHOS E MEMORIAS 1941-1972』は1972年にリリースされた作品で今回再発される3タイトルのなかでももっとも人気のある作品だ。レパートリーはすべて朋友ホベルト・カルロスとの共作。ルイザォン、ホベルチーニョ・シルヴァといったブラジル音楽を支える名手、ベルトラミ、ママォン、アレックス・マリェイロスといったアジムスの3人、さらにはソン・イマジナリオ、オ・テルソといったブラジルを代表するプログレッシブ・ロック・バンドの面々が参加。エラスモ流のレイドバック・サイケ・サウンドが完成したブラジル音楽史に残る大名盤である。
CD
2017年01月17日 / CD / US
VINYL
2017年01月17日 / LP(レコード) / US
3,080円(税込)
CD
2017年01月17日 / CD / US
VINYL
2017年01月17日 / LP(レコード) / US
2,420円(税込)
CD
2017年01月17日 / CD / US
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