【JAZZ】<予約>大西順子8年ぶりのピアノ・トリオ作品と、自身初のバラッド集を2作同時リリース決定!

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2017.10.04

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ディスクユニオン JAZZ

大西順子、
8年ぶりのピアノ・トリオ作品と、自身初のバラッド集を2作同時リリース決定!
彼女の音楽人生25年間でも2作同時発売は初!!

日本のジャズが世界で注目されるようになったのは、大西順子の衝撃のデビュー作品『WOW』があったから、と言っても過言ではない。その『WOW』から25年 ――― 。
2017年11月15日に8年ぶりのピアノ・トリオの作品と、自身初のバラッド集を2作同時リリースが決定。
昨年は菊池成孔氏プロデュースのアルバムを6年ぶりにリリースして話題となったが、ピアノ・トリオ作品は2009年発売の『楽興の時/Musical Moments』以来実に8年ぶり。
大西順子と言えば男性顔負けのパワフルなピアノを中心としたトリオ編成が固定ファンの間では人気が高い。
今作『GLAMOROUS LIFE』ではベースに井上陽介、ドラムに高橋信之介を迎え、オリジナル曲他、ウェザー・リポート、オリジナル・ディキシーランド・ジャズ・バンド、また自身が1997年にモントルー・ジャズ・フェスで演奏し、『プレイ・ピアノ・プレイ』に収録されている「クトゥービアにて」を新たなトリオで再録音した。
タイトルは「魅力的で充実した人生」の意。紆余曲折を経ながら、やはり演奏し続け生きてこられたという喜びと感謝が込められた25周年のマイルストーンに仕上がった。

もう1作の初バラッド集『VERY SPECIAL』では彼女が10年以上も前から温め続けた曲を選んでいる。その全11曲すべて大西のピアノにゲスト楽器を迎える編成。例えば、往年の名曲「I Cover The Water Front」やEarth Wind & Fireの名バラッド「After The Love Has Gone」など4曲はギターとピアノ、チャイコフスキーのピアノ曲「「舟歌」は自身が演奏するフェンダーローズとのオーヴァー・ダビング、オペラ曲「柳の歌」は話題の作編曲家、挾間美帆のアレンジによって、クラリネット(クラリネット+バスクラリネット)とピアノ、イントロダクションとクロージングはそれぞれドラムスとベースのデュオ…といったシンプルに彼女のピアノとメロディを楽しめる編成に仕上げた。

彼女の演奏に代表されるような激しさを内側に秘めながら、1音1音をじっくりとピアノで歌い上げ聞かせる叙情的な作品だ。
11/9、10、13、14日に新宿PIT INの公演が控えており、どこよりもいち早く新作からの楽曲が披露されるかもしれない。
本格的なアルバムリリース記念ライブは16~18日の名古屋ラブリーからスタートする。


大西順子のコメント -----
ファンの皆さんが好きなのは“技量”系の演奏だったので、そちらに偏りがちだったのですが、今まで何度となく共演するミュージシャン達には「バラードがいい」と言われていて…。
それで、確かに自分でもずっと演奏したい曲があったから、いつかはミニ・バラード・アルバムを作ってみたい程度に思っていたのが、色んなアイディアが集まってきて、とうとうフル・アルバムまでになってしまった感じです。
『GLAMOROUS LIFE』のピアノ・トリオでは今まで通り、限界までアグレッシブでパワーみなぎる楽曲を作りました。
ベースの井上さんが大変だったと思います(笑)。
初めてのバラッド集『VERY SPECIAL』は私が10年以上も前から温めていたヴェルディ≪オテロ≫「柳の歌」他、メロディを愛しめる楽曲をみなさんと演奏しました。
私の作品はBGMにならないって言われてきましたが、今作は初めてゆっくりとした時間をサポートできるような楽曲集になれるかもしれませんね(笑)。あと、レコーディング中に気づいたんですが、『WOW』を作っていたがちょうど25年前の同じ9月、そして同じスタジオ!!
あれから25年、50歳の自分が同じ場所で制作できるなんて想像もしてなかったです。

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