【予約受付中】 ヨシ・ワダ探索の最後を飾る最終兵器 『アース・ホルン』 !!

  • PORTAL
  • ニュース

2009.03.13

  • LINE

  • メール
diskunion ROCK WEB SHOP
天知る地知る、人ぞ知る、これこそ冥界から人類救済のためにもたらされた福音の音楽である ! ヨシ・ワダ探索の最後を飾る最終兵器 『アース・ホルン』。

3月20日発売予定

◆ YOSHI WADA / EARTH HORNS WITH ELECTRONIC DRONE (CD)
CD / AVANT790 / 2,415円(税込)
アルプスホルン風 (というにはジャンクな印象だが) の3~10mの特殊な自作管楽器4本と電子音ドローンによる、展開もほとんどなく一定の長さの持続音をそれぞれの奏者が奏でるこの驚愕の内容は、まさにラモンテ・ヤングの70年代初頭までの演奏風景の延長にあるものだ。しかも、CD版ではダイジェストになっているが、実際は全体で3時間近くもかかるのだ ! 本作は1972年のコンポジションであるから、まさしくラモンテの共同体にいた時期であり、その影響をマトモに受けたことがうかがえる。

◆ YOSHI WADA / EARTH HORNS WITH ELECTRONIC DRONE (3LP)
3LP / AVANT791 / 5,460円(税込)
アルプスホルン風 (というにはジャンクな印象だが) の3~10mの特殊な自作管楽器4本と電子音ドローンによる、展開もほとんどなく一定の長さの持続音をそれぞれの奏者が奏でるこの驚愕の内容は、まさにラモンテ・ヤングの70年代初頭までの演奏風景の延長にあるものだ。CD版ではダイジェストになっている、およそ3時間の演奏すべてを収録したLP3枚組 ! 本作は1972年のコンポジションであるから、まさしくラモンテの共同体にいた時期であり、その影響をマトモに受けたことがうかがえる。

アルプスホルンという楽器での演奏というのも絶妙だ。その姿はすでに作品の本質を示している。まだ後年の 「ラメント・フォー・ザ・ライズ・アンド・フォール・・・」 のディープ・ヴォイスのような空間への眼差しは見られないが、バグパイプに移る前段階であることは間違いない。むしろ楽器として完成されたバグパイプに対 して、本作の挑発的とさえ言える珍奇な楽器群とその演奏風景にはシアター的要素も感じられ、このあたりもラモンテの影があるのかもしれない。

このあまりにも極北な作品は、中途半端なつきあい方を拒絶するであろう。その素晴らしさに涙し、抱いて寝るしかない ! 35年の時を経て抱かれる日がやってきたヨシ・ワダは、本当に幸せ者である。

さて、最終兵器という言葉は、ただ最後のリリースという意味なのか・・・? エム・レコードOMEGA POINTの連立政権がコトを穏便に済ますはずはなく、およそ3時間の演奏すべてを収録したLP3枚組も併せて制作する。本作を頭から終いまで全部聴くこ との価値はいうまでもなく、当時の記録写真はその大判サイズでこそ鑑賞に値する。

伝説の1974年録音、世界初リリース
96khz/24bit デジタル・リマスター
CD版:見開き3面仕様の特製紙ジャケット
日本語・英語解説/貴重写真資料掲載
ジョージ・マチューナス作の1975年のイベント用ポスター(デザイン最高 ! )の複製封入(LPエディションは原寸大サイズ)