【OLD ROCK】69年ビートルズの最後のライヴ「ルーフトップコンサート」の50周年に併せ、空想追体験できるペーパージオラマ立版古が登場!

  • PORTAL
  • ニュース

2019.01.24

  • LINE

  • メール

ディスクユニオン OLD ROCK




ザ・ビートルズ / ルーフトップコンサート
立版古ペーパージオラマ組み立てキット

1969年1月30日、旧APPLE CORPS本社ビルの屋上で、映画「LET IT BE」の撮影のために行われたBEATLES最後のコンサート、ROOFTOP CONCERT。一枚の絵を切り抜いて組み立てる「元祖日本のペーパージオラマ」立版古シリーズで具現化する歴史的瞬間! 全ロック・ファン必携のクラフトです。


商品仕様: A4サイズ
ジオラマパーツシート X 6枚
表紙および組立説明 X 2枚
の計8枚を透明PP袋にアソート。

ジオラマ完成時のサイズ: 18.5 X 12.5 X 9 CM
ABBEY ROAD / SGT. PEPPER'S より横幅がありますが、同様に「CD棚に収まるサイズ」になります。







立版古とは
立版古(たてばんこ)、「たてはんこ」ともいう。江戸時代に錦絵のなかの「おもちゃ絵」のひとつとして広く楽しまれたもの。「立てる版古(錦絵)」という名の通り、錦絵を切って組立てて楽しむものだが、組み上げた時の想像以上の立体感、パノラマ感の驚き、楽しさはまさに立版古ならでは。多くは歌舞伎の芝居、 舞台をミニチュア化したものであったり、風景、名所、風物などを模写したものなどが多かったようで、かつては千種類以上のものがつくられていたのではないかとも言われている。そんな立版古も何故か20世紀初頭、大正時代あたりを最後にほぼ消えていってしまう。盛んに親しまれていた江戸時代からのものも、現存するものは非常に少なく、まさに幻の存在となってしまった。

現在ペーパークラフトとして親しまれている優れた立体モデルに比べて、立版古の面白さは、その「単純さに反しての視覚効果」や「誇張されたパース」といった不思議さ、面白さにあると思われ、基本は舞台の「書き割り」に近い視覚効果で出来上がっている。また組立てられないままの原紙、原判として残されているもののもつ「パーツ配置、デザイン」などの独特の「グラフィック」を眺めるのも立版古の大きな楽しみのひとつ。当時のものを見る機会は限られてしまうが、現在でもコレクター、研究者などの手元に残る貴重な物を、複製組立てして展覧会、書籍などでわずかに見ることが出来る。