【PUNK】【2タイトル同時リリース!】TOM AND BOOT BOYS 95年~96年未発表音源が7"レコード化!!

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2019.02.12

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ディスクユニオン PUNK


TOM AND BOOT BOYSの'95年~'96年未発表音源が7"レコード化!!
3/9(土)2タイトル同時リリース!!



そう、それは1995年... その時彼らは確かに存在していた!!

現在も世界中のフリークスからパンクスユナイトされるカルトな支持を活動の糧にし、国内パンクファンからの熱烈なラブコールと終日のアルコールで日々ヘロヘロながら邁進中のジャパニーズポゴ&ドランクパンクの雄 TOM AND BOOT BOYS。あと一歩で結成25年を迎えようとしている彼らの耳に飛び切りイカしたファッキンニュースが飛び込んでくる!なんと旧友MICHIAKI BRISTLE (THE LAST SURVIVORS)宅で、バンドにとってとても重要で謎の多かった初期未発表デモ音源カセットテープが発見された!! との一報。ちょうどその頃、折りしも自身のレーベルPOGO77 RECORDSが通産100番目の作品製作に意欲を注ぎ込んでいた時期。偶然を味方にした事実は否めないが、酒場での関係者との意気投合がさらなる拍車を掛けとんとん拍子に復刻&リリースが決定された事実がある。もうこれは運命というより事件だ!!あの記念すべきファーストシングルPUNKS ARE ALRIGHT EPやTHE DISCOCKSとの名作SPLIT EPリリース前夜となる貴重音源の発掘。もうこの情報を得た皆様ならその瞬間、極度の興奮と未知なるパンクソングの存在に心と体を震わせたことでしょう!

さて今作の1曲目SHUT UP AND DIEは、ハードコアパンク界では知らない者はいないであろうお馴染みのギターフレーズをファッキンフューチャー!メンバーの趣味が一発でバレてしまう 笑 超ど直球なギターパフォーマンスはあまりにも不完全なアレンジで、ある意味泣けてくる。続けざまにお約束シャウトDixon you’re gone forever !! もしっかりと借りパクしてしまう大胆無敵なポゴアタックソングは説明不要の名曲と言えよう!!2曲目UGLY POLICEは憎っくきポリ公に一撃を喰らわす。PUNK AND LOUD, PUNK AND PROUDな代表曲。この2年後にリリースされるTHE UNSEENとのSPLIT EPが正式リリースとなるのだが、サウンドスタイルは異なれど全盛期VICE SQUADなイメージと初期INSTANT AGONYの衝動を感じとることができる貴重なファーストレコーディングバージョン!ラストはこれぞTOM AND BOOT BOYSと妙な説得力を放つオールドファン涙腺ユルユル必至な唯一無二の曲展開WE ARE STILL PUNKS。残念ながらこの曲はファーストシングル未収録となったのだが、当時ライブでは毎度プレイされていたレギュラーソングでもありました。パンク創世記から1995年の間、国内外問わずこのようなハードコアパンクを演奏するFUCKでPOGOでDRUNKYなパンクバンドは完全皆無だったと断言させていただきたい!極上すぎるミディアムテンポに心地よいシンガロング感とベリースノッティーなパンクロック、古き良きパンク/ハードコア/Oiを愛し継承する絶妙なサウンド形成を実現させたのは、紛れもない先駆者であるTOM AND BOOT BOYSなのだ!!もうパンクが好きで好きでしょうがない今村君のハードコアパンクライフと紆余曲折した性癖が大爆発していたあのクレイジー時代の"奇跡"と"真の姿"を再認識できる絶対的必聴作品がここに堂々完成!!

当時、週末の東京は勿論、名古屋と大阪、三重や熊谷、ニューヨークにボストンまでご一緒させていただきありがとう 笑 お互い出会ってそろそろ25年。いつまで走り続けるのよ 今村君は!?

Oi Oi ATTACK, FUCK OFF

shimokitazawa KILLERS / inoue

■14"x14"ポスタージャケット / 東洋化成プレス



◆ TOM AND BOOT BOYS / DEMO 1995
JPN / 7"(レコード) /



時は1996年、パンクス戦国時代真っ只中に彼らは生存していた!!

結成当時からバンドスタイルやファッション、ヘアスタイルやアティチュードを一切変えず、自身のパンクプラウドを全面にアプローチしているパンクバンドがTOM AND BOOT BOYSだった!あの劣悪な環境(パンクシーン)の中、最速で目をつけられるのはポゴパンクというジャンルのパンクスだったこともありライブハウスやストリートを闊歩することなんて、そんな簡単な時代ではなかった。この頃のTOM AND BOOT BOYSメンバーはNORI (今村君) / GENMA / CH5で、正確には、1994年に結成されたこの3人こそが最初期オリジナルメンバーのラインナップで間違いない。バンド結成の経緯は、今村君が、TOM AND BOOT BOYS結成前に活動していたTHE DISCOCKS時代に、当時製作したカセットテープをUK EDISONで購入したCH5がスリーブに記載されていた電話番号にコンタクトを取ったことがきっかけでふたりは知り合うことになる。(僕もここで当時のバンドメンバーと一緒にこのカセットテープを購入。販売価格は¥200か¥300だった)

話は少々前後するが、当時今村君はTHE DISCOCKSの活動を志半ばで断念?し、念願??でもあった渡米パンク体験という行動に打って出る!!一年後、アメリカでのパンクライフを大満喫して帰ってきた今村君があらためてTHE DISCOCKSの活動に戻ろうとしたのだが 時すでに遅し。。。新しいギターリストとしてニュージェネレーションパンクスNAKA-CHIN(現在THE ERECTiONS)が抜擢されていたのだ 泣 これがきっかけとなり今村君はCH5と共にTOM AND BOOT BOYSを結成!そんな今村君が渋谷駅/井の頭線の階段下付近で当時パンクスが小遣い稼ぎでよく利用していたりんりんハウス社のティッシュ配りバイト中、声を掛けてきた勇気あるパンクスが後のオリジナルメンバーとなるGENMA君だった!!しかしTHE DISCOCKSのメンバーに返り咲けない今村君の恨みが頂点に達しこれを機に彼の暴走が激しさを増す 笑 (大袈裟に表現してます...)特にTHE DISCOCKSのライブ中や自身のライブプレイ中に酔っ払いながら大声で”俺のディスコックスを返せ”と訳の判らない意味不明な言動を連発していたことだ。まあそれを横目にTHE DISCOCKSの大橋君やHIROiCHI君はやさしく微笑んでいた。僕もあの頃よく通っていた(最初期)渋谷ギガンティックのサタデーナイトやCHAOS CHANNEL襲来の代々木チョコレートシティあたりが悪態のピークだったと憶えていますよ 今村君

さて本題の作品紹介へ。1995年に録音されたデモ音源から約一年が経過し満を持して収録されたファーストシングルリリース直前の今作DEMO 1996。基本的にファックでポゴでドランクするオリジナルパンクスタイルはここでも健在ですが、ファーストレコーディング時とは異なりパンクの醍醐味ともいえるショートソングへの追求、ドライブするスピード感の表現方法と両者の融合をかなり意識していることが窺える。すでにこの作品が現在のTOM AND BOOT BOYSが放つ世界観と方向性を決定付けた重要な音源であることに間違いはない!!1曲目FUCKED UPで今村君のヴォーカルスタイルをチェックいただければこのバンドが多くのオーディエンスから賞賛を浴びる理由が判るはず。パンクロックとハードコアパンクの中間をパフォーマンスするその親しみやすいサウンドを武器に伝わりやすい英語詞がライディングする貴重な未発表曲となっています!さらに2曲目LIARでもその独特なセンスを多用し聴くもの全てをグイグイと引き込むストロング且つスノッティーなミッドテンポパンクロックソングが煩脳を刺激する。こちらも長い間お蔵入りしていた魅惑の未発表音源です。ラストを飾るのはこのデモ音源から一年後に正式リリースされる実質上のセカンドシングルPUNKS ARE FUCKED UP EPに収録されていたFUCK YOU。今回リリースされる2タイトルの中で最速を誇るファッキンスピードパンクナンバーがとにかくかっこいい。二年ほど在籍していたGENMA君のベースプレイも必聴だが、CH5のコーラスとドラミングに終始耳を奪われてしまうTOM AND BOOT BOYSの代表曲ここに収録!!

当時、GENMA君脱退後アメリカツアーを控えていたTOM AND BOOT BOYS (with THE DISCOCKS) そんな時期に今村君からお誘いをいただき今は無き下北沢屋根裏の練習スタジオでTOM AND BOOT BOYSのメンバーとして数回ほどバンド練習に参加した衝劇すぎる過去があります。あまり知られていませんが。。。結局一度もステージに立つことはありませんでしたが、これは自分にとって感慨深い思い出でとなっています。迫りくる25年の歴史の中で遅かれ早かれTOM AND BOOT BOYSをクビになった究極のロクデナシは僕だけだと。。。 笑 この先も更なるパンク発展と向上にご貢献いただくとともに自身の老い(Oi)には、くれぐれもご注意を!現在TOM AND BOOT BOYSはNORI / MIYOSHI / TAKA-44という不動のメンバーにて絶賛活動中!!

Oi Oi ATTACK, FUCK OFF

shimokitazawa KILLERS / inoue

■14"x14"ポスタージャケット / 東洋化成プレス



◆ TOM AND BOOT BOYS / DEMO 1996
JPN / 7"(レコード) /