【JAZZ】鈴木宏昌+稲垣次郎とビッグ・ソウル・メディア、日本のジャズ史に残る壮大なコンセプト・アルバムがアナログ・リイシュー

  • PORTAL
  • ニュース

2019.06.21

  • LINE

  • メール

ディスクユニオン JAZZ


ジャズ・ロックもモード・ジャズもフリー・ジャズも呑み込んだサウンドはシリアスにして重厚。
“世界的な反戦と平和”をテーマに掲げた、日本のジャズ史に残る壮大なコンセプト・アルバム!

日野皓正や石川晶のグループで腕を振るった希代のピアニスト/作・編曲家、鈴木宏昌。当代随一のジャズ・ロック・グループである稲垣次郎率いるビッグ・ソウル・メディアと組んだ本作は、日本人のジャズ作品としては珍しく大々的に“世界的な反戦と平和”をテーマに掲げたコンセプト・アルバム。
ジャズ・ロックもモード・ジャズもフリー・ジャズも呑み込んだサウンドはシリアスで重厚だが、同時に圧倒的なダイナミズムにも満ちている。
ビッグ・バンドを取り仕切り圧巻のサウンドを作り上げた鈴木の手腕も見事だし、また、鈴木の意を汲みその要求に応えたビッグ・ソウル・メディアも見事だ。
鈴木も稲垣もジャズ・ロック期の活動としてはピークを迎える頃であり、その重なりを捉えているという点でも重要な作品である。
尾川雄介 (universounds/Deep Jazz Reality)

作曲・編曲・指揮:鈴木宏昌
演奏:稲垣次郎とビッグ・ソウル・メディア
稲垣次郎(S.Sax、T.Sax)
鈴木重男(A.Sax)
原田忠幸(B.Sax)
鈴木武久(Trumpet)
伏見哲夫(Trumpet)
野村毅(Trumpet)
堂本重道(Trombone)
中沢忠孝(Trombone)
臼井和雄(Trombone)
松木恒秀(Guitar)
今田勝(Piano、Organ)
鈴木宏昌(Piano、Organ)
荒川康男(Bass) / 石松元(Drums)