【HIPHOP】AKAI MPCとヒップホップをテーマにした書籍が発売!!

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  • 2020.01.14

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    ディスクユニオン HIPHOP/R&B


    もしあの時代にMPCがなかったら
    ヒップホップの未来は、大きく変わっていたかもしれない——

    ヒップホップのトラックメイクの歴史を変えたと言っても過言ではない機材である、AKAIのMPC。このサンプラーとドラムマシンとシーケンサーが一体となったこの革新的な機械は、ヒップホップ・シーンに大きな衝撃を与え、多くのトラックメイカーがこれを使用して、数々の名盤を生み出しました。
    このMPCをはじめとしたテクノロジーが、どのようにヒップホップという音楽に関わって来たのか----ミュージシャンという"使い手"と、エンジニア/開発者といった"作り手"の両面から、その歴史と経緯を辿っていきます。

    【CONTENTS】
    1章 ニューヨークとヒップホップ
    解雇宣告からすべてが始まった/ブルックリン/日本製の三種の神器/ヒップホップとMPC/ヒップホップとテクノロジーの重要人物たち/サウンドから読み解くヒップホップ

    2章 世界を変えた若きテクノロジーの革命家たち
    焼け野原の町工場から世界の音響メーカーへ/ロジャー・リンに会いにカリフォルニアへ/テクノロジーに目覚めたミュージシャン時代/スティーヴィー・ワンダーがくれたヒント/リンにとって初のドラムマシンLM-1の誕生/LM-1がヒットした3つの理由/既存の技術を応用するリンの創作哲学/LM-1とオリンパスPENの類似点/ドラムマシンの歴史/AKAIに繋がるニューヨーク発のサンプリング・テクノロジー/ミュージシャンの感覚が生み出した個性派ペダル/テープを用いた世界初のサンプリング・マシン"メロントロン"/高級ワークステーションから派生したデジタル・サンプラーの原型

    3章 ディスコから産まれたヒップホップ
    ディスコとレゲエの融合/ディスコの成り立ち/ニューヨークに持ち込まれたディスコ/アンダーグラウンドからポップへと台頭したディスコ・ミュージック/荒廃したサウス・ブロンクスから/ヒップホップが産まれた日/パーク・ジャムから拡がったヒップホップ/ヒップホップを世界へと伝播したアフリカ・バンバータ

    4章 ライブ・ショウからビートメイキングへ
    複製されたメディアから産み出されるアート・フォーム/ブロンクスから派生したヒップホップ創成期/素人が作った初のヒット曲「ラッパーズ・ディライト」/初のメジャー・レーベル契約/黒人初の電子音楽家を目指して/パーティー・ラップとは一線を画した「The Message」/ランDMCとOBERHEIM DMX/サンプリングによるビートメイキングの始祖、マリー・マール/ディスコからヒップホップのビートメイカーへ/DJとプロデューサーの関係性/ビートの善し悪しは通行人が決める?/ヒップホップ史上に残るビーフ合戦〝ブリッジ・ウォー〟/「Eric B. is President」誕生秘話/ヒップホップ黄金期の始まり

    5章 AKAI PROFESSIONAL設立
    AKAI PROFESSIONALの誕生/エレクトロ・ハーモニックスが提示したサンプラーの技術/AKAI初のサンプラーS612/デジタル・サンプラーの歴史/根強く支持されるENSONIQ Mirage/目立つための〝ホワイト・ボディ〟/ヒップホップに愛されたSP1200/ピート・ロックとSP1200/SP1200とS950という定番の組み合わせ/ピート・ロックのベースラインの秘密/Skiが語る、S950のビープ音/ダーディなサウンドを決定づけたS950のフィルター/ヒップホップ界の最重要エンジニア/ア・トライブ・コールド・クエストとボブ・パワー/テクノロジーとともに進化するビートメイキング/ボブ・パワーの"低音論"

    6章 AKAI MPCの登場
    直感的なパッド操作を備えたLinn 9000/不安的な動作と倒産/AKAIとロジャー・リンとMPC/苦難を乗り越えて/4×4パッドを備えたMPC初号機/予想を超えたMPCのポテンシャル/ものづくりの視点から見たMPC/マリー・マールのメイン機材となったAKAI/LL・クール・Jとのビーフ、和解、そして大成功/AKAIで生み出した大ヒット曲「Mama Said Knock You Out」/マールを魅了した原音重視なサウンド

    7章 MPCのもたらしたビート革命
    MPC60IIとS950でヒップホップを革新した男/ポップスもロックも大好きなプリモ/DJプレミア、誕生秘話/サンプルに依存しない個性的なビートの構築/ヒップホップの代名詞、MPC3000の登場/JディラとMPCの出会い/Qティップに認められた才能/ディラとMPC3000が変えたATCQのサウンド/クエストラブを感化した"酔った3歳児のような演奏"/歴代のプロデューサーを研究、緻密なチョップ/ピート・ロックとディラの邂逅

    8章 ヒップホップ 黄金期から社会現象へ
    ヒップホップから産まれた新たな音楽シーン/R&Bのヒップホップ化/ニュージャック・スウィングの誕生とポップスへの波及/ヒップホップ・ソウルの流行/ポップなバッドボーイ旋風/第二黄金期のB.I.G.な新人/パフィの徹底したイメージ戦略/トラックマスターズが発見した、新たなサンプリングの潮流/サンプリングのルール/モー・マニー・モー・プロブレムス

    9章 受け継がれるMPCというコンセプト
    MPC 2000の誕生/サンプリング・ドラムマシンとしての完成型MPC 2000XL/二極化が進む1990年代後半のヒップホップ/アンダーグラウンドの台頭/新世代のMPCマスター/度重なる倒産、時代に翻弄されるAKAI/16のパッドというMPCのDNA/MPCはヒップホップを変えたのか?

    四六判 / 256ページ


    大島 純(おおしま じゅん) -----
    映像作家・教育者。東京での6年間の広告代理店勤務を経て渡米。ニューヨークのNEW SCHOOL大学院修士課程でメディア論と映画制作を学ぶ。カメラマンとして参加した短編Surfaceが2010米アカデミー賞(学生部門)金賞を受賞。その後NYと東京を拠点に映像クリエイターとしてドキュメンタリーやコマーシャル作品を制作する。クライアントはGoogle、Facebook、LVMH、Sony、NHK、Conde Nastなど。音楽関係のプロジェクトでは、カメラマンとして坂本龍一、キース・リチャーズ、バスタ・ライムス、マンデー満ちるなどのアーティストを撮影する。2013年よりNEW SCHOOL大学院およびPARSONS美術大学非常勤講師として映像・メディアの制作を教える。2019年よりデジタルハリウッド大学特任准教授。
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