【JAZZ】ミリー・ヴァーノン 「イントロデューシング」がボーナスCD付き2枚組で再発

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2020.10.28

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ディスクユニオン JAZZ


そのミステリアスで物憂げな歌声で向田邦子はじめ多くのリスナーを魅した幻のシンガー、ミリー・ヴァーノンの不滅のデビュー・アルバム。
紙ジャケット&最後の録音となったレア・アルバム『パッション・オブ・ミリー・ヴァーノン』をボーナスCDとしてセットした限定2枚組CD。

幻のレーベル、ストーリーヴィルの中でも最もレアなアルバムとして知られる謎の美人シンガー、ミリー・ヴァーノンの幻のアルバム。今は亡き人気脚本家・エッセイスト、向田邦子が愛したジャズ・アルバムとしても話題となった作品。ボーナスCD『バッション・オブ・ミリー・ヴァーノン』は2002年にプライヴェート盤として制作され、わずかな数しか流通しなかったレア・アルバムであり、最後の録音作品でもある。ゲイリー・ダイヤルのピアノのみをバックにそのグルーミーな歌声で切々と歌い上げた心に沁みるアルバム。

ミリー・ヴァーノンのストーリーヴィル・レーベルのデビュー・アルバム、「イントロデューシング」が日本で初めて紹介されたのは、1974年6月だった。録音されたのが、1956年だから18年も埋もれていたことになる。当時は、この一作だけだったので熱心なコレクター以外には、ほとんど無名のシンガーだった。ところが飛行機事故で亡くなった作家の向田邦子の愛聴盤だったということで一躍一般にも名前が知られるようになる。向田邦子は、「水羊羹を食べる時のミュージックは、ミリー・ヴァーノンの『スプリング・イズ・ヒア』が一番合うように思います。この人は、1950年代に、たった一枚のレコードを残して、それ以来、生きているのか死んだのか、まったく消息の分からない美人歌手ですが、冷たいような、甘いような、けだるいような、生ぬくいような歌は、水羊羹にピッタリに思えます。」と1977年にクロワッサン誌に載った随筆に書いている。これは、「眠る盃」、「暮らしの愉しみ」などにも転載されたり、NHKの向田邦子に関する特番で取り上げられたりした。遺品展の会場でもミリー・ヴァーノンの歌が流されたり、このレコードがおいてあったりしたらしい。その為、一部でこのレコードが大変評判になり、中古レコードも値段が暴騰したという。-----今回のリリースは、この様にミリー・ヴァ―ノンのデビュー・アルバムとラスト・アルバムを組み合わせたものだ。ヴァ―サタイルなアーティストだった彼女のジャズ・シンガーとしての側面が凝縮されたものと言えるだろう。彼女は、2009年2月16日に亡くなっている。… 高田敬三(ライナーより)


Disc 1:メンバー:
ミリー・ヴァーノン(vo)
ルビー・ブラフ(tp)
ジミー・レイニー(g)
デイヴ・マッケンナ(p)
ワイアット・ルーサー(b)
ジョー・ジョーンズ(ds)
録音:1956年2月/NYC

Disc 2: (BONUS DISC) メンバー:
ミリー・ヴァーノン(vo)
ギャリー・ダイヤル(p)
録音:2002年/NYC





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