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即興演奏家、リー・コニッツのノネット作がSunnysideより登場!
木管楽器と弦楽器が主体のユニークなサウンドにインスパイアされたコニッツの歌心溢れるインプロが堪能できる作品!
◆1927年生まれ、ジャズ・レジェンド、リー・コニッツのノネット作がSunnysideより登場!
◆トリスターノ派、クール派と呼ばれ、即興演奏家として知られるコニッツだが、ラージ・アンサンブル作やウィズ・ストリングス作も多くリリースしている。その中でもノネットときはバンド名やアルバム・タイトルに“nonet”と入れることが多く、この編成に特別な想いがありそうなのは、ノネット作『マイルス・デイヴィス / クールの誕生』に参加したこともひとつの要因かもしれない。
◆今作のアレンジと指揮は、サックス奏者で作編曲家でもあるオハー・タルマー。コニッツとは25年以上協力し、『Lee Konitz-Ohad Talmor String Project / Inventions』(2004)、『New Nonet』(2005)、『Lee Konitz-Ohad Talmor Big Band / Portology』(2006) などの作品もリリースしている。
◆今作の編成の特徴は金管楽器が入っておらず、木管楽器と弦楽器が主体なところ。『Lee Konitz Nonet』(1977)、『Yes, Yes, Nonet』(1979) はサックスと金管楽器主体、タルマーとの『New Nonet』では、バス・クラリネットとチェロが入っているが、あくまでもサックスと金管楽器が主体であった。
◆コニッツ作曲“Kary's Trance”、そして“Foolin' Myself”、“You Go to My Head”などは50年代を中心に何度も録音されており、ファンにとっても嬉しい選曲だ。
◆92歳になったコニッツだが、太く温かい音色は健在!さすがに速いテンポでは演奏しないが、即興性が高く歌心あふれる演奏は唯一無二である。
◆タルマーのアレンジは、コニッツとの話し合いにより、1940年代~1950年代の典型的なスタジオ・オーケストラに根差したサウンドを再現したという。コニッツが自由に歌うスペースがあり、木管楽器や弦楽器はあまり主張せず、彩りを添えている。アレンジ物としてコニッツが埋もれるようなことは決してなく、アンサンブルにインスピレーションを受けたコニッツのインプロヴィゼーションを堪能できる内容になっている。また、“Kary's Trance”はもともとの楽曲のイメージもあり、ユニークなアレンジが施されている。ラストの“Trio Blues”はアレンジなし、コニッツ、ベース、ドラムの即興マイナー・ブルース。
◆まだまだ創造し続けるレジェンド、リー・コニッツの、今の魅力がたっぷり詰まったノネット作!
メンバー:
Lee Konitz(as),
Ohad Talmor(ts on track 5),
Caroline Davis(fl, alto fl),
Christof Knoche(cl),
Denis Lee(b-cl),
Judith Insel(viola),
Mariel Roberts(cello),
Dimos Goudaroulis(cello),
Christopher Tordini(b),
George Schuller(ds)
Arranged and Conducted by Ohad Talmor
Recorded October21/22, 2017 at Big Orange Sheep Studio, Brooklyn, NY
LEE KONITZ / リー・コニッツ
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