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Nik Comoglio(p/organ/synth)を中心として'89年に結成、90年代に2作品を残しその後活動を休止するもRiccardo Ruggeri(vo)を含んだ新体制にて2010年代に復活、現在も精力的にリリースを続けるヴェテラン伊産テクニカルシンフォニック・ロックバンド、伊Ma.Ra.Cashより'21年作が500枚限定のゴールド・ディスク盤/デジスリーヴ仕様にて登場!
本作はタイトルの通り、およそ4世紀から5世紀にかけて成立され、現存するものとしては最古の経典である古代インドの性愛論書「カーマ・スートラ」を題材とした作品。経典において "生き方"として語られている性行為と自己満足に終わる現代社会のそれとの差を比較すると同時に"人間への生命の愛"を説いた作品とされている。前作からリズム隊の若返りが図られ、新メンバーとしてSimone Rubinato(b)、Eddy Franco(drs)が加入。メンバーによる演奏に加えて、前作に引き続きYUGEN/NOT A GOOD SIGNのFrancesco Zago指揮によるブタペスト管弦交響楽団の演奏をフィーチャーし、その音世界を更に壮大なものとしている。
Riccardo Ruggeriのアクの強い唯一無二のボーカリゼーション、ヴィンテージ・キーボードを駆使したアレンジは近年作から変わらずも、ハード・ロックも意識しているかのようなパワフルストレートな押しが強調された作曲、そして歌詞を全英詞とした事によって今まで以上にリスナーがよりアプローチをし易い作風となった。多くの70年代のイタリアン・ロックバンドに共通して存在していたダーク/カオティックかつシンフォニックなサウンドとモダンで複雑なハーモニクスを融合させたバンドの孤高な音楽性をまた新たな側面から描き出した傑作です!
ゲスト・ミュージシャンとして元VAN DER GRAAF GENERATOR/現KAPREKAR'S CONSTANTのDavid Jackson(sax)、ソロ活動も活発なAnnie Barbazza(vo)らが参加。

 

【500枚限定Gold Discs仕様盤/Digisleeve仕様】