Leo Koperdraat(vo/g/key)、Frank L. Urbaniak(dr/per)等により結成されたオランダ産エモ/メロディック・ロックバンド、'21年作がデジパック仕様にて登場! 前作『CLOSE TO VAPOUR』ではゲスト参加にとどまっていたオリジナル・メンバーのEd Van Haagen(b/key)が全面復帰、またTom Slatter/THE BARDIC DEPTHSなどに参加、DRIFTING SUNの最新作『FORSAKEN INNOCENCE』でもギターを務めるなど近年頭角を現しつつあるギタリスト:Gareth Cole(g/vo)が正規メンバーとして加入。本作は、特に前作において顕著であったLeo Koperdraatの素朴な歌声を全面に押し出したボーカル・オリエンテッドなメロディック・ロック路線を引き継いだ内容で、ここぞのインスト・パートではアコギのストロークやメロトロン・ストリングス/フルートチックで壮大なサウンドも飛び出し、デビュー作から一貫する感傷的な印象を付け加えています。更にはほんの味付け程度ながらシンセ・ポップを思わせるエレクトリックな要素も伺え、編成の変化もありバンドのバリエーションの多様性も強化された秀作です!
