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スペインの情熱溢れるソレル作品集 ゲルバーの薫陶を受けたアルゼンチン出身の熱き女性ピアニスト、 マルセラ・ロジェリの迫力 【演奏】 マルセラ・ロジェリ(ピアノ) 【録音】 2006年8月 ランス・フラヌリ音楽祭ライヴ (最終トラックにのみ拍手が入っています) アントニオ・ソレルは、スペインの作曲家・聖職者。聖歌隊学校で学んだ後、57年からはエスコリアル修道院の楽長となりました。王室一家は、毎年秋をこの修道院で過ごす習慣があり、この毎年秋の期間に、王室付きの音楽家であったドメニコ・スカルラッティらに学ぶ機会を得たとされています。ソレルは120ほどのソナタを残しました。ここに収められているのは単一楽章のもののみですが、ほかに複数楽章をもつソナタも残しています。楽器もチェンバロではなく(フォルテ)ピアノを念頭に置いて作曲されています。どの作品も、イベリア的舞曲を思わせる独特の魅力に溢れています。 マルセラ・ロジェリは、ブエノスアイレス出身、ゲルバーに薫陶を受けたピアニスト。独特の熱を帯びた表現と、推進力のあるリズム感が魅力です。このスペイン趣味の魅力に満ちた瞬発力を要されるソレルの世界を鮮やかに聴かせます。当時のスペインで大流行した「ラ・フォリア」と同じ和声進行を繰り返しながら次第に熱を帯びて盛り上がるファンダンゴは圧巻。 |
MARCELA ROGGERI / マルセラ・ロジェリ