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カルロス"パハリート"カンサニ : ウッドストックに影響を受け、70年代に開花したエドゥアルト・マテオ・フォロアー系のウルグアイ人SSW。キャリア初期は、「AGUARAGUA」というバンドで活動していて、ここにはメンバーで後にエドゥアルド・マテオとのデュオや、ジプシー・キングスにも参加するパーカッショニスト、ホルヘ・トラサンテが名を連ねている。
この1枚は、1974年のグループ名義初作「AGUARAGUA」(#1-#10)、そして2作目の76年ライブ・アルバム「ALGUN DIA」(#11-#22)の貴重なオリジナル2in1 CD。マテオやピッポ・スペラのような、仄暗さを湛えつつも、時折太陽が差し込むかのようなメロディの明るさが、カンタベリー系サウンドとの親和性を感じさせる。浮遊的フォルクロリズムと、ナイーヴなヴォイス・ワーク、感傷を呼び覚ます旋律も絶妙。ウルグアイの伝統リズムであるカンドンベをモチーフにしたトラックをはじめ、フォルクローレ系インストがモダンに引用されるなど、シンプルさの中にも意外なほどに多彩な音楽性を有し、何度聞いても新鮮な印象を得られよう。ブラジルで言うところの70年代ミルトン・ナシメントにも至近で、ライブのM20ではミルトン・カバーも披露しているのも興味深い。
■grupo AGUARAGUA■
Carlos "Pajarito" Canzani : vocal / guitar
Carlos da Silveira : guitar
Jorge Lazaroff : vocal. / piano
Jorge Trasante : percussion
Jorge Galemire : contrabass
Jorge Bonaldi : guitar / charango
上記のほかにサポートに、フルート、エレキベースも入る。
ライブ盤のラストでは、ベースにJaime Roosが参加。
CARLOS CANZANI / カルロス・カンサニ