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79年作が40周年記念でボーナス追加の3CDリイシュー!
タイトル通りのZAPPAバンドとオーケストラの共演盤。元々WARNER BROTHERSが契約枚数を満たすためにZAPPAの許可を得ないままにDISCREET RECORDSからリリースした曰くつきの一枚が、遂にZAPPA FAMILY TRUSTの許可の下、AHMET ZAPPAとJOE TRAVERSのプロデュースによってZAPPAの意図を正しく汲んだ正規オーディオファイル・ヴァージョンとして再登場となりました。
新たなバンド・メンバーを試しながらツアーの準備を行っていた75年9月のZAPPA。新たな挑戦として自らの楽曲のオーケストラ演奏を思い立った彼は、74年の予期せぬヒット・シングル"DON'T EAT THE YELLOW SNOW"で得た資金を使い、自腹で37人編成のオーケストラ、MICHAEL ZEAROTT指揮によるTHE ABNUCEALS EMUUKHA ELECTRIC SYMPHONY ORCHESTRAを雇いました。ZAPPAはすべてを監督し、サウンド・エンジニアと照明係を雇い、ハウスの前の環境音を時々混ぜ、時折オーケストラを指揮したとのこと。
さらに『THE GRAND WAZOO』や『WAKA/JAWAKA』でプレイしたMIKE ALTSCHULやEARLE DUMLERの助けを借り構成、そのほかBRUCE FOWLERやDAVE PARLATO、IAN UNDERWOOD、MALCOM MCNAB、TERRY BOZZIOらも参加しながら、ZAPPAとオーケストラは、75年9月の数日のリハーサルと午後のレコーディング・セッションを経て、UCLAカリフォルニア大学ロサンゼルス校のロイヤル・ホールで2夜に亘る2回のショウをこなしています。
オリジナル・アルバムは、そうして録音された観客無しの午後のレコーディング・セッションを元に編集したもので、76年になってZAPPAがさらにギター・パートをオーバー・ダビングするなど注意深く作り上げられたZAPPAらしい非常に挑戦的なインストルメンタル集となっています。『200 MOTELS』収録の"STRICTLY GENTEEL"、『ABSOLUTELY FREE』収録の"DUKE OF PRUNES"に、ZAPPAが休暇に出かける代わりに書きはじめ、完成時に叫んだという有名なブランニュー・コンポジション"PEDRO'S DOWRY"、"SEALED TUNA SANDWICH"のリワークでのち『LONDON SYMPHONY ORCHESTRA』でも取り上げられる"BOGUS POMP"など全5曲を収録。
3CDデラックス・エディションは、DISC1にオリジナル・アルバム音源に加え"STRICTLY GENTEEL"のキーボードODヴァージョンをボーナス追加し、さらにDISC2&3にはこれまで未発表の75年9月18日の2時間に及ぶコンサート完全版音源をコンパイル。
オリジナル・マスター・テープからのハイファイ・トランスファー、BOB LUDWIGによるマスタリング。ボーナス・コンサート音源はオリジナル2インチ24トラック・マスターからのCRAIG PARKER ADAMSによる2019年新規ミックスをフィーチャー。
ZAPPA FAMILY TRUSTの'VAULTMEISTER (貯蔵レコーディング音源管理人)'でありアーカイヴィスト/リサーチャー、もちろんMISSING PERSONS、DWEEZIL ZAPPA PLAYS ZAPPAのドラマー、エンジニアでもあるJOE TRAVERSと、ご存知ZAPPPAバンドの同窓生にしてロック・ドラミングの概念を変えたスーパー・ドラマーTERRY BOZZIOによるエクステンシヴ・ライナー・ノーツ。新装カヴァー・アート、初となる正規ミュージシャン・クレジットや未発表フォト掲載パッケージ。
FRANK ZAPPA (& THE MOTHERS OF INVENTION) / フランク・ザッパ